ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番、第3番、スケルツォ デュメイ、ロルティ
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harekazuya | 東京都 | 不明 | 2016年05月02日
まずは静かなで親密な語らいから始まります。音と感興は次第に振幅を増し、第3番、スケルツォに至って内面の吐露へとなります。決して聴くものを楽しませる音楽ではありません。コンサートホールで聴くようなあちらから積極的に語りかけてくるものでもありません。しかしこちらからその世界に入っていくと、そこにはブラームスの小宇宙があります。内省をするものにとって親しい感覚です。ピリスの旧盤も素晴らしい演奏でしたが、老いを感じる身にとってはより切実に感じるものがあります。室内楽の楽しみのひとつの頂点と思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バリトン爺 | 千葉県 | 不明 | 2015年01月17日
ピリスとの旧盤が、美音と思い切った表現で、大変な名盤でした。私見では、この曲のベスト1でした。そこで大いに期待して購入しました。基本的な解釈は変わっていないと感じましたが、演奏にエネルギーがなくなったというのか、落ち着きを増したというのか。とにかく変わったことは確か。わたしは演奏に勢いのある旧盤のほうが好みです2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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