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ハチャトゥリアン(1903-1978)

CD Violin Concerto, Piano Concertos: Gutnikov(Vn)K.ivanov / Ussr Large So Servadei(P)Giunta / Lpo

Violin Concerto, Piano Concertos: Gutnikov(Vn)K.ivanov / Ussr Large So Servadei(P)Giunta / Lpo

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2020年11月08日

    ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲を集めたアルバムです。 元々英国の復刻系レーベル、レジスからRRC−1300の型番で出ていたものを、アメリカのレーベルALTOが再発売したもの。 ヴァイオリン協奏曲は、コンスタンティン・イワノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団、ボリス・グートニコフのヴァイオリンで1981年に収録された事になっているが、これは非常に怪しい。 前期レジス盤では西側初出音源となっていたが、東側でも該当しそうな盤がなく、謎の音源であったからだ。 色々調べていくうちにこの音源、ヴァレリー・クリモフのヴァイオリン、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団の演奏で1981年に録音された音源と同一ではないかと思う(海外サイトにはクリモフ盤と同一と断言されているのもある) 何故こんな事になったのかというとライセンサーのA Tempo Prague, Aquarius Musicが原因のようだ。 ここ、ロシアの音源を西側レーベルに供給していたところなのだが、時々別の演奏者にさも別の演奏家が演奏したかのようにクレジットする事があり、過去に何度か問題になっている。 例えばレジスにシャフランと、イワノフ&モスクワ・フィルのショスタコのチェロ協奏曲と交響曲15番のアルバムがあったのだが、これはF.ヘルメルソンとポリャンスキー&ロシア国立響と同じだったり、同じALTOから出ているイワノフ指揮、ソヴィエト国立響のレニングラード交響曲のCDもコンドラシン&モスクワ・フィルと同一だったりする。 いずれもライセンサーはA Tempo Prague, Aquarius Musicで、架空の演奏家の名前を使うのではなく、実在の演奏家、しかも有り得そうな組み合わせで発売するのだがら、たちが悪い。 何にしろイワノフの指揮かつ、西側初出の記載があれば疑ってかかったほうが良さそうだ。 但し演奏がだめかといえばそうでなく、オイストラフ、コーガンなどの旧ソ連録音の名盤に匹敵する、名演。 クリモフの熱の入ったヴァイオリン、スヴェトラーノフの堂に入った演奏は見事。 クリモフ盤は一度国内盤で発売されており、永く廃盤のため現在唯一の現役盤となる。 クレジットさえしっかりしていたら、問題なかったのだが・・・ ピアノ協奏曲は、ジョセフ・ジュンタ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、アネット・サーヴァデイのピアノで収録。 ヒュペリオン原盤で1987年に録音された物。 こちらは指揮とピアノが共にイマイチで、取り立て言うほどではない平板な演奏である。 録音は共に80年代のものなので、聴くには問題ない水準だ。

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