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プロコフィエフ(1891-1953)

CD 交響曲全集、管弦楽曲集 ヴェラー&ロンドン響、ロンドン・フィル(4CD)

交響曲全集、管弦楽曲集 ヴェラー&ロンドン響、ロンドン・フィル(4CD)

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    ビアだる太郎  |  愛知県  |  不明  |  2020年06月03日

    LP時代に3番・スキタイ組曲を輸入盤で偶然購入して、凄いサウンドに驚愕させられた。しかし、昔のCDでは高音が大人しくなって、LPのようなカートリッジやトゥイーターが腰を抜かすようなサウンドではなくガッカリしていた。今回、3つのオレンジが追加されたこともあり、音質向上を願って再購入した。実は、以前注文した際、入荷未定でキャンセルになったのだが、最近見たら新品が中古に出ていて購入できた。音は、期待通り素晴らしく改善され、LPの音と遜色ない。演奏も切れ味が増したように感じられ、買い直してよかった。唯一の不満は7番が賑やかに終わる改訂版なことだけ。初CD化の3つのオレンジは、かつて生で聴いた(ハルサイのアンコールなので、なんと4管編成)行進曲の衝撃的サウンドに負けない見事な録音・演奏でブラボー。

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2017年10月13日

    ヴェラーさん若き日の名盤。17歳で、ウイーンフィルに入団、22歳でコンマス、弦楽四重奏団も結成、そして指揮者に。主にレコーディングは、イギリスで、ロンドンフィル、ロンドン響との、鋼鉄の様なプロコフィエフ、僅かな諦観、ユーモアも見事表現している。藤川さんとのモーツアルトでは、ロイヤルフィルから典雅な音楽が。フィルハーモニア管とのメンデルスゾーンも、素晴らしい。じっくり、よく歌い、迫力、熱さも凄い。バーゼル響とのブルックナー4番もしかり、特筆すべきは、カメラータ東京録の、ドヴォルザーク7番、8番。全体をしっかり見据えての細かさ、音力、オーケストラを引き出す達人だった。ベルギーのオーケストラからも、音楽に掛ける情熱に職人技、奉仕する姿勢が貫かれた名演ばかり。グリーグも是非、聴きたい。モーツアルト、ブラームスや、シューベルトの録音があれば…。

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    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2013年09月03日

    ウェラーさま、凄いです!!いやーぶっ飛びました。 6,2,3番、スキタイ好きのワタシが  さほど期待しないで購入したのですが 鋭く若々しく、皮肉たっぷり レンジの利いたイカシタ演奏です。 イカシテイルだけあって ”下品でない”のです。 これがポイントでしょう。 特に2,3番なんか 脱帽ってところです。 プロコの交響曲や協奏曲に対して 「秀才で性格悪いサド男だけど どこが上品なところがある紳士」 みたいのを求めていたので この全集がマイベストになりそうです ちなみにプログレ好きなどがはまりそうです。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2013年04月02日

    ワルター・ヴェラーはもっと評価されて良かった指揮者である。ラフマニノフの交響曲全集でも感じたことだが、じっくりとスコアを読み込み、重心の低いしっかりとした音楽作りが魅力的だ。このプロコフィエフはさらに推進力に鋭さが加わり、理想的な名演を繰り広げている。個人的にはキタエンコなどと並ぶ全集と思うのだが。

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  • ★★★★★ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2012年04月16日

    本アルバムはオーディオファイル必携のデモンストレーションディスクであると同時にプロコフィエフの音楽を愛する全ての人にとってマストバイの素晴らしい全集だ。本全集の価値は次の3つの理由に集約することができる。一つめが、楽器編成から旋律、和声、リズム、ダイナミクスに至る多種多様な音響でオーディオ的な聴きどころ満載のプロコフィエフの交響曲全集であること。二つめが、61年から11年間ウィーンフィルのコンサートマスターを務め、デッカによるゾフィエンザールでのセッションを幾度も経験し、オーケストラ奏者の立場から優秀録音に貢献する演奏とはどうあるべきか知悉し、デッカの録音フィロソフィーに対しても深い理解を持っていた(と思われる)W・ウェラーがプロコフィエフがスコアに記した複雑な音符を丁寧に掬いだしていること。そして三つ目が、アナログ録音が成熟期に入った70年中期に、伝説の名エンジニアK・ウィルキンソン(3、4、5、6番)以下、J・ダンカーリー(2番)、J・ロック(1、7番)といったデッカ録音チームのエースらが、豊かで美しいレゾナンスとブリリアントなアコースティックにより世界最高の音響を誇っていたキングスウェイホールで収録したことである。録音は最も早い74年の1番、7番がロック、続く75年の6番、76年の5番、77年の3番、4番とスキタイ組曲がウィルキンソン、最後の78年のセッションでは2番とロシア序曲をダンカーリーが担当しておりいずれも目も覚めるようなハイファイ録音だが、中でもウィルキンソンとダンカーリーが担当したナンバーは、サウンドステージの広さと、まるで録音会場に居合わせているかのような臨場感において、優秀録音という月並みな表現では賞賛しきれない高みに達している。ウィルキンソンが収録したナンバーは客席からステージを俯瞰するナチュラルなパースペクティブが特徴で、キングスウェイホール一杯に広がるオーケストラを原寸イメージで捉えた広大なサウンドステージや全ての楽器にパンフォーカスされた深い被写体深度と、超微粒子トーンが織りなす濃厚で豊かな階調は、ウィルキンソン録音の真骨頂である。特に左奥彼方から聴こえてくるホルンの、金管楽器の中で最も長い管路が複雑に共鳴することでが生み出される、深くどこか陰のある音色と、ここぞという時の圧倒的なパワーのさく裂をここまで正確にテープに納めたエンジニアは他に居ないし、身体が吹き飛ばすほどの風圧で容赦なくリスナーを襲うバスドラムやテューバの低音の迫力を一度でも経験すると、他のエンジニアによる並みの録音には戻れない。そしてどんなにスコアが混みあい音量が増していっても、すべての楽器のディテールが混濁とは無縁のシャープネスで描かれる様や、楽器間の隙間を抜ってステージ後壁まで見渡すことのできるトランスペアレンシーはウィルキンソンの技量をもってすれば当然のこととはいえ、こうして目の当たりにするとやはり驚きを禁じ得ない。一方ダンカーリーの録音では、リスナー位置がぐっと指揮台に近づきパースペクティブもより広角になる。サウンドステージの左右の広がりはスピーカー間隔を通り越し、リスニングルームの幅一杯まで拡大するが、奥行きは依然として深く、打楽器や金管楽器は遥か遠くから聴こえてくる。一方でその圧倒的なパワー感は少しも失われていないところはさすがだ。またオケのサウンドもウィルキンソンのソリッドな美しさとは若干異なり、シルキーでメロウな側面が際だっており、楽器の上に霞のようにかかったデリケートなリヴァーブも惚れ惚れするほど美しく、人によってはウィルキンソン録音より好ましいと感じるかもしれない。これに対しロックによる録音では、ホールの広さや楽器の遠近感が十分に表出しきれておらず、ダイナミクスのコントロールも大雑把で、全奏部では少し暴力的に響くのが気になるが、これは比較した相手のレベルがあまりに高すぎたためであり、一般の録音から見れば十分水準には達している。ウェラーの指揮は、全体的にゆとりのあるテンポでオケを鳴らし切っており、恣意的なアゴーギグやディナミ−ク操作とは無縁の正統的な解釈と、躍動感溢れるパワフルな演奏は、プロコフィエフの音楽の持つ魅力を十二分に堪能させてくれる。最後にブリリアントクラシックスによるリマスターは、オリジナルテープのサウンドを尊重した(と思われる)丁寧なもので、流行の低域成分のカットがないことが評価できる。廉価盤につき解説書は付かないが、録音データはきちんと掲載されていることに好感がもてる。本全集を手にすると、ゲルギエフによる全集を手放すのになんの躊躇も感じない。

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  • ★★★★★ 

    Gismo  |  富山県  |  不明  |  2010年09月20日

    全体に快活な演奏であり私のイメージするプロコフィエフそのものだったので、私には当たりでした。中でもCDAの第2番、第3番がめっちゃ格好良くてお気に入りです。全集で1500円もしないなんて良い時代になりましたね

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  • ★★★★☆ 

    じょーじ  |  岐阜県  |  不明  |  2009年12月05日

    録音のせいか、硬質の音色がプロコフィエフにふさわしいと感じた。ファーストチョイスにはお奨め。

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