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ロドリーゴ(1901-1999)

CD アランフェス協奏曲 イエペス(g)

アランフェス協奏曲 イエペス(g)

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    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2014年07月24日

    イエペスの《アランフエス協奏曲》は彼の十八番と言ってよく、その証拠に、かのギターの神様、セゴビアも、イエペスの演奏に一目置き、自ら演奏することは終生なかったという。 さて、イエペスはこの曲を、1958年のアルヘンタとの共演を皮切りに、ほぼ10年毎に録音している。世評は、70年代に残したナヴァロとの共演盤が、音質の良さも相俟って高い評価である。しかし、個人的には、イエペス特製の10弦ギターの弱点である小回りの効かなさが目立ち、指が回らない、歯切れの悪い演奏という印象しかない。 そこへいくと、69年の録音であるこのアロンソ盤は、10弦ギターの強みである豊かな音色と、スペイン音楽らしいリズム感、更に、室内楽的緊密さが同居した、素晴らしい演奏になっている。 いわゆる、激しく掻き鳴らすようなギターでもないし、オケと丁々発止の火花を散らす感じでもない。むしろ、この曲の持つ抒情的な側面にスポットを当てていると言えるだろう。とりわけ、第2楽章の歌心は格別だ。 これはオケにスペイン放送響を得たことも多分に影響していると思える。スペイン音楽の持ち味である情熱と哀愁の見事な融合は、さすがお国柄がよく出ている。そこはかとなく匂い立つ空気感が、他とは一線を画している。 音質も、DGらしい安定した音で楽しめる。 カップリングの《マドリガル協奏曲》も、スペイン音楽好きには是非とも薦めたい。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月04日

    アランフェス協奏曲では1958年?録音のアルヘンタ/SNO(SS盤演奏タイム@5’55A9’55B5’19)とのものが長年私の世代では絶対的存在感があり本音ではギターが前面に押し出た熱っぽい演奏のその1958年盤(イエペス当時31歳頃?)を動かしがたい気持なのです。さて、本盤は比較して見ると随分オーケストラとギターの音の位置付けが異なっているなぁということであります。敢えて言えば室内楽的というか透明感がメインに支配しているようです。それがこの曲に合うのか・・・迷うところです。。本盤は1969年アロンソ/SRSOバックの録音で演奏タイム@6’12A11’28B4’58、特に聴かせ楽章の第2楽章に時間をかけております。イエペスは概ね十年毎に結果的にこの曲(よくセットされる「ある貴紳のための幻想曲」も然り)を録っており私は未聴なのですが1979年ナバロ/PHOバックの録音盤(@6’07A11’14B5’16)があります。なお、今現在1958年盤がHMVカタログから消えて廃盤されていますが是非復活すべきとは思っております。なお、本盤の他の収録曲は未聴ですのでOK以上ということにさせていただきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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