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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

SACD 交響曲第5番『革命』 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月3日)(シングルレイヤー)

交響曲第5番『革命』 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月3日)(シングルレイヤー)

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  • ★★★☆☆ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年02月22日

    ムラヴィンスキーの指揮によるショスタコーヴィチの「交響曲第5番」は東京文化会館での録音の方が演奏、録音の両面で良い。

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  • ★★★☆☆ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2012年07月02日

    ムラヴィンスキーの演奏は得てして録音が粗末なものが多いが、音質に関しては良好。演奏も迫力たっぷりで展開していく。オーケストラもうまい。が、終楽章がスローテンポ過ぎ(というか、実演で聞いた小澤征爾も佐渡裕もこのテンポなので、これが正しいテンポなのかな。)、自分の好みに合わなかった。私はバーンスタインの演奏(東京でのライブ)に軍配。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年02月15日

    先ず本盤レビュー欄をお借りして先日2/6に書き込んだ同じムラヴィンスキー/LGPSOのこの曲の1973年日本でのライブ盤(カタログ番号ALT002及びALTSA002)レビューで本盤をレニングラードでの「ライブ盤」としていましたが「セッション盤」と訂正いたします・・・済みませんでした。さて、本盤は1973年ムラヴィンスキー70歳の時の十八番・・・ショスタコーヴィチ交響曲第5番(演奏タイム@14’45A4’55B12’53C10’24)で他の彼による同曲録音同様のアプローチ・・・何しろ彼は1937年での初演指揮者でありショスタコーヴィチと共に社会主義体制下で生き抜いたムラヴィンスキーの絶壁に立たされたような緊張感を程度の差こそあれ感じさせ、冒頭出だしからの緊迫感を彼独特の客観冷徹に維持しつつ叩きつけるような響きに真底を垣間見る思いがします。第1楽章から重心を低く構えて展開されて行きシンバル一撃からスピード・アップしますがその迫力はムラヴィンスキーの造型力の確かさと相まって見事であります。第2楽章のVソロも決して感傷的ではありません。続く第3楽章・・・この素晴らしい楽章も感傷に走らず淡々と透徹した運びが返って緊張感を増幅します。さて、いよいよ最終楽章・・・私たちの世代では昔のTVドラマ「部長刑事」の冒頭テーマ音楽で馴染んだ曲です・・・はスタートは荒れ狂う如く速く後段クライマックスフィナーレでは遅いスタイル版(メトロノーム記号の違い解釈によるそうで例えばバーンスタインは始めも終わりも速いテンポ運びです)での演奏は特に底力を発揮した管楽器がリアルに聴け勝利感を徹底します・・・とにかく曖昧さ・虚飾を一切排した凄い演奏の一言!。この演奏の直後来日しこの曲を当然演奏しておりその時のライブ盤(同@14’50A5’04B13’04C10’50)が同じALTUSから出ている様ですが「どっこい、どっこい」甲乙つけ難い処・・・他の方が書き込まれていますように「最高」ランクに躊躇いたしません(私は来日分だけにライブ盤を採りたい気持ちはあります・・・)。それにしても30才を少し超えた年齢でよくもこのような曲を書けたショスタコービッチにも脱帽です。これらの盤以外にも同指揮者による本曲演奏(オーケストラは勿論LGPSO)が多く初演の翌1938年にはスタジオ録音もしているらしいですが大半はライブ収録で私の資料での演奏タイム(盤によっては最終楽章後の拍手が入っているかもしれません)をメモしましょう。1954年モノラル(珍しいスタジオ録音)→@15’12A5’22B13’44C10’47、1982年→@14’19A5’00B12’12C10’12、1984年→@15’00A5’10B13’09C10’59等々であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    シアリル  |  岡山県  |  不明  |  2011年09月25日

    初めてムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの演奏でこの曲を聴いた時(84年のライヴ)、本当に勝利の交響楽のように聞こえてびっくりした経験がある。ただしそれは、社会主義イデオロギーの勝利というよりは、「私たちはまだ生きている、さあ歩まねばならない」みたいな勝利。73年のこの録音でも、印象はあまり変わらない。 音質がすばらしく、同年の日本ライヴ(SACDではなくてCDの方)や、リハーサル集に含まれていたCDでは抜け落ちてしまっていた「何か」がしっかり記録されているように思う。今後、既出の他音源についても、このレベルのマスタリングがなされれば嬉しい。ただ、私も、4楽章の録音は素直に全集のセッション録音と同じ音源を使用すればよかったのに、と思う。それで再発されたら買い換えようかな。

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  • ★★★★☆ 

    なおぷー  |  新潟県  |  不明  |  2010年08月15日

    この演奏は1973年5月3日のものと記載されているが、既発売の「リハーサル集」CD9枚組に収録されている同日の演奏(CD No.7)とは第4楽章の演奏が異なる。私が調べた限りでは、この第4楽章は1973年4月26日のリハーサル演奏(リハーサル集CD No. 3に収録)を継ぎ合わせて作成したもののようだ。恐らく、5月3日の第4楽章で中間部のホルンが音を外しているので、それを繕うために音源を入れ替えたのだろう。しかし、今度はトランペットのソロが音を外しているし、後半で団員によると思われる咳などのノイズが多く聴かれ、録音に対する集中力がやや甘いような印象を受ける。事実、ムラヴィンスキー自身、この演奏が気に入らなかったらしく途中で指揮を止めているのである。この音源を編集して採用したのは私は不満である。全体としての出来は5月3日の第4楽章の方がよいと思う。

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  • ★★★★★ 

    絢音  |  千葉県  |  不明  |  2010年07月21日

    まさに驚愕の超名演。詳しいことは「つよしくん」が書き尽くしているので繰り返さないが、より演奏効果を狙ったバーンスタイン盤や、演奏も録音とも素晴らしいスピヴァコフ盤など名盤が目白押しのこの曲も、ようやくベストCDを楽に推薦出来るようになった。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年07月17日

    ショスタコーヴィチの第5は、ムラヴィンスキーが生涯をかけて数多くの演奏を行った作品。それに併せて、数多くの録音が遺され、いずれ劣らぬ名演であるが、演奏や録音の両方を兼ね備えた名演としては、本盤とこの数日後の来日時の演奏ということになるのではないかと考える。ムラヴィンスキーの演奏を聴いていると、ショスタコーヴィチの演奏の王道は、今では偽書ととされているものの、ショスタコーヴィチの証言が何と言おうが、初演者であるムラヴィンスキー以外の演奏ではあり得ないと痛感させられる。世評では、バーンスタインの演奏の評価が高いが、あのような外面的な効果を狙っただけの演奏では、ショスタコーヴィチの交響曲の本質を表現することはできないと考える。ソヴィエト連邦、しかも独裁者スターリンの時代という、現代で言えば北朝鮮に酷似した恐怖の時代。この恐怖の時代をともに生きたものでないとわからない何かが、この交響曲には内包されているはずで、ムラヴィンスキーの名演も、外面的な効果ではバーンスタインの演奏などには一歩譲るが、神々しいまでの深遠さにおいては、他の演奏が束になってもかなわない至高・至純の次元に達していると言える。ムラヴィンスキーの統率の下、レニングラード・フィルの鉄壁なアンサンブルも凄い。ホルンのブヤノフスキーやフルートのアレクサンドラ夫人の巧さも際立っており、第2楽章のコントラバスの重量感溢れる合奏も凄まじい迫力である。録音も、1973年のソヴィエト連邦時代のものとしては、きわめて鮮明な高音質と言える。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡県  |  不明  |  2010年07月09日

    音質も良く、来日盤と甲乙つけがたい内容だと思います。いずれにせよ円熟期にあったムラヴィンスキーの至芸が心ゆくまで味わえる演奏には違いありません。

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