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モーツァルト(1756-1791)

CD クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲 ライスター、ピースク、カラヤン&ベルリン・フィル

クラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲 ライスター、ピースク、カラヤン&ベルリン・フィル

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    夏のひかり  |  兵庫県  |  不明  |  2011年09月05日

    カラヤンがもっとも充実感を感じていたろう頃の記録です。世間的には多忙を極めていましたが、自身健康で、家族は成長して、慈愛にあふれ、みんなの別荘地サン・モリッツ(ザンクト・モリッツ、現地語でSan Murezzan と綴れば、なんとなくSan Mozart に似てきませんか?)に、ベルリン・フィルを招いて、録音しています。サン・モリッツは、モーツァルトのお母さんの故郷ザンクト・ギルゲンにも似て、Schafberg <羊山>という同じ名の山も遠くない?ところにあって、氷河湖に面した美しい土地です。天上の至福を歌うのではありませんが、カラヤンのこの時期に通底して流麗に、地上の充足を歌い上げます。ライスターとピースクも闊達です。幼子の見え隠れする高原のお花畑に、湖水をかすめた風が優しく、吹き抜けていきます。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年11月02日

    本盤の録音は1971年であり、正にカラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代だ。両者の関係も蜜月状態であり、各管楽器のソリストとの関係も最高の状態にあったと言える。そのような指揮者・ソリスト・オーケストラが集まった演奏が悪かろうはずがない。本盤におさめられたクラリネット協奏曲、ファゴット協奏曲ともに、両曲の演奏史上最高の演奏の一つと高く評価したい。カラヤン&ベルリン・フィルは、いつもの豪快さは影を潜め、むしろ、モーツァルトの曲想にマッチした優美な演奏を心がけている。それは、ライスター、そしてピースクの名演奏をできるだけ際立たせたいという配慮があったものと思われる。後年のカラヤン&ベルリン・フィルをバックにした協奏曲の演奏では、どうしてもソリストの影が薄くなり、いわゆるソロの入った交響曲のようになってしまう傾向も散見されるが、本盤は、非常にバランスのとれた、いかにも協奏曲に相応しい演奏になっている点も高く評価できる。ライスターやピースクの演奏も卓越した技量をベースとした最美の演奏であるし、カラヤン&ベルリン・フィルの優美な演奏と相まって、これ以上は求め得ないような至高・至純の演奏に仕上がっていると言える。HQCD化による高音質化も、本盤の価値を大きく高めることに貢献している。

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