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ワーグナー(1813-1883)

Blu-ray Disc 『パルジファル』全曲 シノーポリ&バイロイト(1998 ステレオ)(日本語字幕付)

『パルジファル』全曲 シノーポリ&バイロイト(1998 ステレオ)(日本語字幕付)

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    みんなのまーちゃん  |  東京都  |  不明  |  2019年08月28日

    貴重なシノーポリのワーグナーで歌手も充実している。画質も良くパルシファルの映像としてはイチ押し。シノーポリのワーグナーはタンホイザーのDVDとオランダ人とタンホイザーのCDぐらいしかなかったので、この映像がブルーレイ化(しかも日本語字幕入り)されたことを喜びたい。ベテランで固めた低声陣が良いのは当然だが、特にゾーティンは1981年のバイロイトの映像でもグルネマンツを歌っており、20年近くもバイロイトの重鎮として活躍して本当に素晴らしい。この曲の1幕と3幕はゾーティンなしでは聞けない。1940〜50年代のルートヴィヒ・ウェーバーの名唱に並び称される偉業だ。  タイトルロールのエルミングは1992年のベルリンの映像では弱々しかったが、6年後のこの映像では往年のコロやホフマンと比較はできないにせよしっかり歌っている。実は過去ジークフリート・イェルザレムについても同じようなことが言え、1981年のバイロイトの映像では声が貧弱だが、10年後のメットの映像ではしっかり歌っている。パルジファルという役は歌い続けていると成長するものらしい。ちなみにエルミングは1997年のベルリン国立歌劇場の来日公演でパルジファル(演奏会形式)に出演する予定だったが風邪でキャンセルし、スティー・アナセンというデンマークのテノールが代役で歌った。エルミングはその後この映像と同じ翌1998年にN響定期(ホルスト・シュタインの最後の客演)で、パルジファル第三幕を歌った。  さてヴォルフガング・ワーグナー最後の演出となったパルジファルのこの二回目の演出は90年代のバイロイトを飾った舞台で、1981年の映像で見られる70年代の第一次演出や、50年代〜60年代のウィーラント・ワーグナーの演出同様に最近のバイロイトでは主流の「読み替え」は行っていない。その意味では演出自体はオーソドックスで分かりやすいものだが、青色主体の照明や赤色の花の乙女など、原色系の照明と衣装は随分現代的なものに変えられており、その点は好みが別れるだろう。  しかし、歌とオケの充実とHD画質を考慮すれば、映像としては現状ベストの演奏と言えるだろう。クナッパーツブッシュの奇跡的な演奏(1962年でなく1951年のモノラルのほう)は別格だが、1985年のレヴァインのバイロイト盤と並ぶこの曲の名演と言って良いと思う。

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    Wittelsbach  |  東京都  |  不明  |  2013年03月11日

    92年のバレンボイムのDVDでもパルジファルを歌うエルミングですが、こちらのシノーポリ版のほうが、演技も声も格段に表情豊かに感じられます。 必見です。

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    passage  |  東京都  |  不明  |  2011年08月02日

    1997年にバイロイトで見た。舞台装置としては、場面転換が特に印象に残る。 音楽が重い。届くのが待ち遠しい。

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