ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番、ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲 アルバン・ベルク四重奏団(1978)
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robin | 兵庫県 | 不明 | 2021年03月08日
今から40年ぐらい前にアルバンベルクqtがモーツァルト、シューベルトのqtを独テルデックにデヴュしたとき、私は音楽会報に弦楽四重奏団の革命的デヴュと書いた。それほど衝撃的であった。響きのウィーン的な美しさに加えて感覚が新鮮で現代的であり、今迄聞いてきた四重奏団とは明らかな違いを感じた。内的響きは別としてこれほど美しい弦の響きを聴かせる四重奏団は今のところないであろう。もちろん曲による出来不出来はあるが、多くの場合演奏自体も内容を伴っている。このラズモフスキー1番はやや早めのテンポをとっているが、初めの1,2楽章はもう少し遅いほうが私は好きだが、第3楽章の深い美しさは思わず耳をそばだてるほどである。これがモノラルなら美しさも減じたであろうが、ステレオならではのメリットであろう。この四重奏団の素晴らしさを再認識したCDである。余談ながら、CDプレイヤーはバブル期製造の6万円のほうが、1997年発売の10万円のCDPより中音域が豊かなあたたかい音を出している。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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