ベートーヴェン:交響曲第7番、モーツァルト:交響曲第29番 クレンペラー&北ドイツ放送響(1955)(平林直哉復刻)
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ムラファン | 大阪府 | 不明 | 2014年09月28日
このベートーヴェンは制作者の言にあるように、いつものクレンペラーではない。 というよりも、古今のベト7の演奏の中でもこれほどの攻撃性を持ったものはないと言っても過言ではないだろう。 とにかく、第1楽章冒頭から激しいアタック。全集の7番の演奏はどちらかといえば、最初はボディーブローやジャブでダメージを蓄積させて最後にKOみたいなかんじだったが、このハンブルクの7番は最初から顎を狙っているかんじ。しかも、一発一発がとんでもなく重い。 まあ、とにかく今までのクレンペラーの印象をひっくり返す演奏! モーツァルトの29番はちょっと指揮者の要求にオケが答えられていなくてもどかしい。しかし、厳しい解釈はこの指揮者でないと聴けないもの。 ただ、私は54年のデンマーク国立管か64年のベルリン・フィルとの演奏を取る。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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