桐嶋屋勝造  |  愛知県碧南市  |  不明  |  2007年09月04日

皆さんのレビューを読んで、グリーンドア盤=○、Continental盤=○、それ以外は×ということみたいですね。 Continental盤とグリーンドア盤は同等の音質なのでしょうか？ 両方聴かれた方がもしいらっしゃいましたら教えてください。

 

samuel  |  California  |  不明  |  2007年08月03日

This is the deepest felt performance despite the violinist’s technical difficulties and also craggy mono sound. It is a desert island item.

 

黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2007年04月01日

エネスコという人は、異常な人で少々ついて行きかねる側面があった。このバッハは､戦前のエネスコを知る愛好家の間では、とても彼のベストの演奏とはいえないという語調で語られていた。それでも、エネスコの演奏には神韻という言葉が捧げられた。聞きしに勝る芸術家であったらしい。絶好調のエネスコを期待すると痛々しく、厳しい評価も出てくるだろうが、彼の演奏には尋常では計り知れない精神の強靱さがある。音楽から人の心を除いたなら何が残るかと言うのは、確かに少し寂しいが、若い人の心の中で聞かれ､迷い、永遠に語り継がれる演奏だと思う

 

SKD  |  柏市  |  不明  |  2007年03月04日

中古ＬＰがいくらするかなんて、この演奏の本質には全く関係ないことです。皆さん最高の評価ですが、これは私にはなくてもいい演奏です。歴史的な価値はあるのかも知れませんが、はっきり言って他にもっといい演奏は沢山あります。それを精神性、敬虔さとか深遠だとか品位だとか、本当は誰も良くわからない抽象的な言葉で自分を納得させているような印象を受けます。もっと本音で語りませんか。

 

パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  2007年02月21日

至極。この演奏においてのみは、バッハと演奏者は互角といえる。それに聴き手を加えて三位一体の様相を呈する。グリーンドアも（ハイ上がりながら）中々の復刻だが、悪いことはいわない、コンチネンタルの復刻を選択すべきだ。また内容でこれを超えるバッハは永遠にないだろうが、音程や録音を気にする人、特に敬虔さと品位のない人間には向かぬので注意が必要だ。

 

ポポロン  |  新潟市  |  不明  |  2006年09月10日

知人宅で一度別の復刻盤を聴いたことがありますが、このグリーンドア盤はその時のものとは比べものにならない程聴きやすく、本当に買って良かったです（レビューの皆さんに感謝！）。オリジナルＬＰが２〜３００万はするというエネスコのバッハが、３千円でこんなに良い状態で聴けるなんて感激！

 

ｺﾛ  |  徳島県  |  不明  |  2006年06月15日

ｸﾞﾘｰﾝﾄﾞｱ盤は、他盤と比べﾉｲｽﾞが抑えられているなど、聴きやすくなってます。なかなかの復刻だと思います。ｴﾈｽｺの演奏は技術云々はさておき、この演奏が聞けることに感謝(^ｰ^)

 

Beethovenplace  |  海外  |  不明  |  2005年12月20日

　以下の拙文を補足させてください。LA Voce盤というのはContinentalからの赤ジャケットの復刻ＣＤで、品番CCD104/5の方ですからお間違えのないように（他の復刻盤はエネスコを敢えて冒涜するためにある、と言ってよい程音質のひどいものです）。

 

Beethovenplace  |  海外  |  不明  |  2005年12月12日

オリジナルのレコード盤を入手するのでなければ、このＬＡ・ＶＯＣＥ盤が私の聴いた限り最も音質の良い復刻盤です。演奏は言うまでもなく、典雅高麗だけでなく、語りかけるような奏法に佳趣があります。玄人の多くは古今の無伴奏の中で、このエネスコを推していますが、それには充分な理由があるのです。この復刻盤によって漸く、この奇跡的な名演が一般に甦りました。是非とも聴いてみて下さい。まさに「生きていてよかった！」　

 

yumicoon  |  Tokyo  |  不明  |  2001年08月07日

きちっと再生するには装置を選ぶが、温かい音色と抑揚を抑えた禁欲的な演奏は期待どおり。もっと上手で感動的な演奏は他にあるが、この曲が持つバッハ独特の深遠な世界に浸るにはこれ以上の盤を私は知らない。