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SACD チョン・キョンファ 1998年東京ライヴ第2夜〜バッハ、ストラヴィンスキー、バルトーク、ラヴェル(シングルレイヤー)

チョン・キョンファ 1998年東京ライヴ第2夜〜バッハ、ストラヴィンスキー、バルトーク、ラヴェル(シングルレイヤー)

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    OTTO  |  東京都  |  不明  |  2013年08月22日

    シャコンヌで特にあらわれていますが、ほかのヴァイオリニストを聞いてもあり得ないところで溜め(通常よりも音を長く伸ばす)が入るのですが、それが非常に説得力をもって聞こえてきます。自分で演奏してみるとわかりますが、音符だけをまねると、極めて不自然になってしまうので、彼女の場合、おそらく「お国柄」の節回しとして身についた歌い方なのだと思います。そういう意味では東洋とバッハの素晴らしいマリアージュと言えます。まあ、そんな理屈抜きに、まずはこの音楽の勢いに身をまかせていただきたいと思います。

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    goti  |  岐阜県  |  不明  |  2013年08月04日

     第1夜を含めて最高の演奏。鳥肌が立つ。自分には今年発売されたCDでベスト1になると思う。

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    Big Fish  |  神奈川県  |  不明  |  2013年07月22日

    その場に居合わせなかったことを後悔してしまうほどのすばらしい演奏と録音。一曲目のG線上のアリアから吸い込まれる。演奏が終わった後の拍手までの間がその場に居合わせたような感動を呼び起こし、そして2曲目がストラビンスキー。ゴラン氏とのコンチェルトが生しく、浮遊感がありそして輪郭の明確さが実在感を映し出している。

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    ハリアー黒  |  東京都  |  不明  |  2013年06月30日

    演奏はもちろんだが、録音も生々しくて素晴らしい。 演奏者と一体となり、凄みのある音を奏でるグァルネリがもう一方の主役。 人の声と同様、渋く、濁ったような「声」を出すグァルネリは、やはりスラディバリとは違う。 生まれながらブルースを奏でる楽器に演奏者も魅了されるのだろう。

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  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年06月23日

     1曲目のバッハからチョン・キョンファ節が表されていて惹きこまれる。ストラヴィンスキーもバッハに挟まれて聴いてみると「モダンなバッハ」みたいに聴こえるような気がした。彼女がどのような意図でストラヴィンスキーをプログラムに置いたのかは分からないが、いい体験ができた。  そしてバッハのパルティータ!チョン・キョンファらしさが一番表れていると思う。節まわしや音の出し方も彼女ならでは。正統なバッハとは思わないが、訴えかけるものの密度が尋常ではない。   バルトーク、ラヴェルも彼女らしさいっぱい。   ライナーノートにあった来日にまつわるエピソードも興味深く読ませてもらった。様々な偏見はどこにでもあるものだ。そんなくだらないものを一蹴するような(ものとのしないような)、そして偏見を尊敬に変えてしまう彼女の演奏がもつ芯の強さが表出したコンサートの記録だ。もう一枚のCD(シューベルト、シューマン)も買った。そこで聴いた感想は上記と同様。      何が何でもチョン・キョンファ賛美というつもりはない。これが各曲の決定盤とも思わない。それでもこのコンサート(CD)に込められた彼女の演奏の求心力に脱帽。    蛇足ながら、2001年位だったか、弟のチョン・ミュンフン&聖チェチーリア(?)と東京で演奏したブラームスの協奏曲もCD化(DVD化も歓迎)をリクエストしておきたい。TVで見た彼女の演奏は神々しくて今でも録画は大事に保管しているがもっとしっかりした音質と画質で鑑賞してみたいものだ。

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年06月18日

    やっぱり、この人の本領は、ライヴ、実際に目の前で、演奏される会場でないと、感じられないものがある。“気”、と言うか、“オーラ”と言うか、背筋ゾクゾクさせ、聴衆も支配してしまう様な、リーフレットに、許さん、平林さんが、その“凄さ”を、書いてらっしゃる、正にその通りの“音楽”が、奏でられる稀有な人です。某日本のオケに共演したい、と、申し出たら、そのオケのえらいさん、神聖なドイツ音楽をニンニク臭くする、と、のたまわれた時代もあったとの事。ともあれ、復活され、この生々しい情念深い音楽が、我が家で、聴く事が出来るのは、有り難たい。古典、近代の作品も、炎、涙まで、籠められているソウル・ミュージックである事を、教えて頂きました。

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    ミュンシュ  |  神奈川県  |  不明  |  2013年06月08日

    私はチョン・キョンファが好きである。チョン・キョンファが世に出て間もない時のヴァイオリン協奏曲の録音はほとんど持っている。また映像も3種類ある。一つはショルティ指揮のシカゴ交響楽団と共演したメンデルスゾーンのバイオリンの演奏(DVD)である。曲に食らいついて離さないというすさまじさがあった。他には指揮者テンシュテットと共演したベートーヴェンのバイオリンの映像(LD)、指揮者で弟のチョン・ミュンフンと競演したブラームスのバイオリン演奏の映像(放送をVHSに録音したもの)である。特にブラームスの演奏における燃焼しつくす様には唖然とさせられたものである。映像でみる彼女の興奮は、興奮しているからといって音楽が壊れるということは寸分もない。曲が曲として活発に動いていた。音が極めて明確でもあった。 今回購入したチョン・キョンファ衝撃の東京ライヴ第2夜(CD2枚)(1998年4月28日、サントリーホール)もすさまじい演奏であった。収録されているのは、次の曲目である。J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番以外のピアノ伴奏はイタマール・ゴランである。 ディスク1 ・J.S.バッハ:G線上のアリア BWV.1068-2 ・ストラヴィンスキー:協奏的ニ重奏曲 ・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004 ディスク2 ・バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ・ラヴェル:ツィガーヌ ・ラフマニノフ:ヴォカリーズ アンコール ・クライスラー:美しきロスマリン ・クライスラー:中国の太鼓 ・ドビュッシー/ハイフェッツ編:美しい夕暮れ  よく考えてみると、私はチョン・キョンファの演奏は録音にせよ映像にせよ、ヴァイオリン協奏曲しか聞いてこなかったのだ。そこで、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004を耳を凝らして聴いた。その音は実に神々しかった。当日、バッハは2曲を演奏したが、どちらにもドン、ドンという衝撃音が入っている。興奮のあまり足で床を叩いている音であろう。 ストラヴィンスキー、バルトークもすばらしかった。この辺の曲想の表出はチョン・キョンファの独壇場であろう。そしてラフマニノフのヴォカリーズ、この曲に対しては滑らかな音で、進みゆく旋律をくっきりと浮きだたせるように聴かせてくれた。過去に聴いた彼女のヴァイオリン協奏曲−例えばチャイコフスキー−の音の美質を、一段と練りあげたかたちで聴き直したかのようでもあった。 彼女が舞台を遠のいてから久しい。是非、戻ってきて欲しいと思うのは私だけであろうか。

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    ako  |  神奈川県  |  不明  |  2013年04月27日

    ワタシ確かこのライヴ、足を運びましたわ。G線上のアリアを弾き終わった後、涙をこらえきれなかったチョンが、目頭を押さえていた・・・「シャコンヌ」で何か物を叩くような音がするのでいったいこれはナンヤ?と思っていたら、靴を踏み鳴らしていた音のようでした。唖然として金縛りにあっていた心境に陥り、否、聴衆全体が異様な雰囲気になっていたことを思いだします。ポリーニいたのかあ?20世紀音楽弾かせたら、まず彼女の右に出る存在は考えられず、自分的にも協奏曲の録音(バルトークにしろストラヴィンスキーにしろ)もベストです。この求心性と遠心力の奇跡的結合には、録音だけでもある程度窺えますが、この実演で初めて納得がいきます。ラヴェルが終わったあと、急に緊張感を和らげ、いくつかアンコール弾いて下さいましたが、バッハの無伴奏は、デッカのとはかなりテンポ設定が異なります。実演の恐るべきハイテンションと凄み、そののちの、東洋の一婦人としてのにこやかな姿のあまりにもの差異にはやはりこのライヴ来てよかった・・・と。それにしてもCD化、毎度のことらしいですが、遅いですね。

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