トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブルックナー (1824-1896) > ブルックナー:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 クラウス・テンシュテット&ベルリン・フィル、ゲルバー(1981年ステレオ・ライヴ)(2CD)

ブルックナー (1824-1896)

CD ブルックナー:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 クラウス・テンシュテット&ベルリン・フィル、ゲルバー(1981年ステレオ・ライヴ)(2CD)

ブルックナー:交響曲第4番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 クラウス・テンシュテット&ベルリン・フィル、ゲルバー(1981年ステレオ・ライヴ)(2CD)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年08月28日

    ベートーヴェンは(たぶん)名演でしょう。あんまり聴いたことがない曲でして、良し悪しはわかりません。いい曲だなあと聴き惚れただけでありました。一方のブルックナー。ベルリンフィルとはセッション録音もあり、またロンドンフィルとのディスクもあり、得意のレパートリーなんですかね。第8番のディスクもそうでしたが、ベルリンフィルとのこのシリーズ、録音バランスにちょっと違和感があって、要は、テンシュテットならもっと鳴らしてるよな(特にティンパニ)と思われるバランスがとらえられていなくて、いささか迫力不足に思えるのです。冒頭からベートーヴェンとは違うバランス・音圧で鳴らしてるのはビシビシ伝わってくるので、甚だ残念。だから、やや弱い調子に聴こえ、名演とは言いきる勇気はないなあ。いかにもテンシュテットらしい、大演奏であることには間違いはないですけどね。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2011年02月17日

    「ロマンティック」といえば、ヴァント、朝比奈、ムーティ。テンシュテットはかなりフルヴェン風だが、彼のように深みがなく無機的。僕の耳には凡演に聴こえる。テスタメントのテンシュテットシリーズは期待はずれだった。美学のプロフェッサーは「狂気」がどうとかいって誉めるのだろうが、それは彼の頭にしかない。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  BRAZIL  |  不明  |  2011年01月25日

    ブルックナーは海賊盤で出ていたものと同一音源かと思いますが、音の厚みが増しこれ以上言うことない演奏です。本人も得意にしていたと言う通り、ブルックナーの中では4番が最もテンシュテットに合う演目ではないかと思います。 ただ、題名から連想される「ロマンティック」な甘いイメージよりももう少し厳しい表情づけで、ゴシック建築を観るような趣がありますね。 出来れば9番を聴いてみたかった。。。と思うのは私だけでしょうか?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年11月06日

    いずれも素晴らしい名演だ。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番はスタジオ録音もなされていない演目であるが、テンシュテットは、マーラーを指揮する時に垣間見せるような劇的な指揮ではなく、ドイツ正統派の正攻法のアプローチで、堂々たる名演を成し遂げている。ゲルバーの巨匠風のピアニズムによるところも大きいとは思うが、こうしたゲルバーのピアノを包み込むようにサポートしたテンシュテットの指揮もまた見事であったと言える。他方、ブルックナーの交響曲第4番は、既にスタジオ録音を行うとともに、来日時のライブ録音も発売されている、テンシュテット得意のレパートリーの一つだ。テンシュテットと言えば、どうしてもマーラー指揮者のイメージをぬぐい去ることは出来ないが、ブルックナーの第4番に関しては、テンシュテットのアプローチと同曲の相性が抜群に良いこともあって、これまで発売されたCDはいずれも名演だ。しかしながら、本盤の登場によって、既発売のCDは、太陽の前の星のように存在感を殆ど失ってしまった。それくらい、本盤の出来は群を抜いている。テンシュテットは、マーラーを指揮する時とは異なり、ゆったりとしたテンポで曲を進めている。それでいて、いささかも冗長には陥ることなく、随所で独特のスパイスを利かせた解釈を示しているが、それがいわゆるブルックナーの本質から逸脱することがないのは、テンシュテットの同曲への深い理解と愛着の賜物と言える。金管の最強奏も、ベルリン・フィルの卓越した技量もあって、圧倒的な迫力を示すが、無機的に陥ることがないのは、さすがの力量と言えるだろう。録音も非常に鮮明で素晴らしい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示