Lulu: Vick A.davis / Lpo Schaferharries Schone Bardon Veira(Glyndebourne)
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烏 | 広島県 | 不明 | 2009年10月12日
ここのレビューでもシェーファーの評価が高いようだが、声、歌唱は満足するものの、容姿の点ではもう少し高望みをしてもいいのではないか。他の歌手陣はキューブラーをはじめ、そうじてベルク向きだろうし、シェーファーとのコンビネーションもいい。ヴィックの舞台はいかにもグラインドボーン風の(あるいはそれ以上に)シンプルなものだ。また、デイヴィス&ロンドン・フィルの音楽は、良くも悪くもうまくまとまっている。音質、画質はかなり高水準。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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un portrait | 東京都 | 不明 | 2007年03月10日
特筆すべきはシェーファーのルルで、彼女以降この役に対するイメージは塗り替えられたであろう。まさにはまり役だ。総じて歌手のアンサンブルが優秀。デイヴィスはこの難しいオペラを手際よく纏めて聴かせるが、かれの常として辛辣さよりは甘い感傷に傾く。演出はこじんまりとした舞台を上手く切り回して手堅いが、(いかにもグラインドボーンらしく)批判精神は皆無、私には少々普通すぎた。シェローのような深さを期待してはいけない。入門編に向く映像であり、現時点でシェーファー唯一の《ルル》録音として価値がある、と言える。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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July | 東京 | 不明 | 2006年07月18日
タイトルロールのシェーファーが素晴らしい。難解で非常に難しいロールを(国内で失敗をしでかして歌手もいたみたいですが・・・)見事に歌い演じいると思います。しかし、飽き飽きするほどだらだらと単調な舞台演出のため、最高!から、素晴らしい!に減点。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年05月14日
確かにシェーファーのルルは見事。少女らしさを残した初々しい歌唱を気負いなくこなしているのは素晴らしい。しかし問題は演出。《ルル》を映像付きで見られる可能性は限られているし、初演時のシェローとまでは行かなくとも、もっと古典的で万人に分かるような説明的な設定の舞台を見せて欲しかった。最後まで変わらない舞台背景・セット。場面の移り変わりを小道具や僅かな変換で伝えようとするが、無理もあるしこのオペラの台本をよく読みこんでいなければ分からないアイデアもある。演奏はなかなかだが、もっと魅力ある映像と一緒に見たかった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pomme | 茨城県 | 不明 | 2005年01月15日
ここ数年日本でも上演される状況があるとはいえまだ機会はそう多く無いもの. やはり初めてこの曲に接する人にとっては視覚が伴っていた方が取り付きやすいかも. この記録についていえば, 歌唱・演技・オーケストラともに及第点. 全体に明快な出来. 何といってもシェーファーは出色. 難曲とされるこの作品に関しては”セリー”以前に, 調性的な響き, 美しさ, 繊細さ等にも注目してみたい. ”Lulu”は, 単なる”femme fatale”としてだけでなく, 男性本位の市民社会の犠牲者-という面も表していることに改めて気づく.1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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越後のトリスタン | 新潟県長岡市 | 不明 | 2004年03月16日
以前NHKで放送されていたので、早速購入しました。やっぱり最高、シェーファーの主人公はまさにその人という感じ。20世紀オペラは、CDだけで聴くと難解ですが、映像でみると、ベルクは「12音でオペラを書いてみた」のではなく、この世界を描くのに「12音が必要だった」と結うことが良く分かります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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