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Tchaikovsky / Stravinsky

SACD Sym.4 / Le Sacre Du Printemps: Maazel / Cleveland O

Sym.4 / Le Sacre Du Printemps: Maazel / Cleveland O

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  • ★★★★★ 

    えぬぬ看護師長  |  新潟県  |  不明  |  2009年10月25日

    なんと言っても録音が素晴らしい。 LP時代にテラークの名を世に広げた名盤の一つ。 たった3本の無指向性マイクで録音、しかしながら各楽器の定位、ホールの奥行、ホールトーンを見事に再現、当時のグラモフォン等メジャーレーベルのマルチマイク、マルチトラック録音による不自然で平板な音場と音像のバラバラさ、ハイ上がりのギスギスした録音とは一線を劃す、オーケストラの厚みと全体像を捕らえた見事な録音。 演奏もクリーブランド管弦楽団の見事な一糸乱れぬアンサンブルが素晴らしい。 SACDになってさらに音が美しくなった。

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  • ★★★★☆ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  2011年12月09日

    4番の評価、低いですよね。 凄くよくまとまった演奏なんだけど、こじんまりしているというか、中性的といか。でもマゼールがセルの遺産であるクリーブランドの技術が落ちる前に録音してくれて幸運、とも思うんです。 どことなくセルがLSOを録音した4番を彷彿させるところもあるし。   情熱とか運命に打ち勝つ、みたいなモチーフとは距離を置き、リズムの面白さや、構成力に重きを置いた演奏で、作曲家の足跡が透けて見えるような「論理的演奏」あるいは「機能美」を追求した演奏がいかにもマゼール様式で、この個性的、あるいは知的な演奏が好きなんです。同時期に録音した5,6番もロシア的な風合いとは距離を置き、音楽の骨格や構成を前面に押し出した演奏です。特に5番は一聴の価値ありです。

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  • ★★★☆☆ 

    閑人  |  岡山県  |  不明  |  2011年07月07日

    (チャイ4について)私は中古LPで聞いたのですが、うーん、ウィーン・フィルとの演奏を聴いた後で聞くと、申し訳ないけど、少々白けますね。ただ、これはマゼール云々ではなく、やはり超一流楽団の色気たっぷりの演奏と、それ以外との差といったところでしょうね。マゼール自身は、自分自身の主席指揮者の評価にかかわることだから、むしろこちらの方が力を入れたのではないでしょうか。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年06月26日

    そうですねぇ、印象なんですけれど、プロデューサー「マゼールさん。今度派手派手メニューをやってみない?チャイコの4番とハルサイってのはどうよ?」、マゼール「ふーん、いいかもね、面白そうぢゃん。オイラとクリ管ならお茶の子よ。」という感じの企画会議ののちに、出来上がったのではないかというようなディスク。曲への共感はあまり感じられず、ちょちょいと仕上げた感じで、もちろん高水準なんでしょうけれども、名演とかいうのではないですね。マゼールのチャイコフスキーなら60年代のウィーンフィルとの演奏がはるかに演奏意欲に満ちた傑作だったなあ。このディスクはあくまでもテラーク録音&SACDを満喫するためのものだね。とはいっても、音にいささか鮮度がなく、その方面でも堪能はできなかったなあ。ちょっと期待外れかな。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月02日

    ウィーンとのゴタゴタがあったりBPOポストを逃したりしただけではなくどうもマゼールは折から彼よりもう少し若いイタリア勢指揮者の進出によりもっと活躍しなければならない時期、ニューイヤーコンサート(ウィーン以外も含め)出場回数の多い割に先の対応守備にまわった感があります。芸風もかって1950年代後半から1960年代前半の才気走った演奏が我々には忘れられずその内その新鮮さが薄れた・・・実に聴く側の勝手な受取り方ですが・・・。本盤1979年録音のチャイコフスキー交響曲第4番は演奏タイム@17’04A9’30B5’52C9’00とやや前二楽章を速めにし平均的タイムの後二楽章にどっしり感を与えCLOの精緻なアンサンブルに加え録音良さが特徴となって私には結構好位置にはまっております。第1楽章の攻め方もかってのスリリングさ・あざとさはありませんが定石通りで安心してフォロー出来ます。なお、マゼールは同年CBSにもCLOとこの曲を収録(演奏タイム@17’17A8’59B5’12C8’34とやや先述バランスから外れています)してますが彼自身に抵抗感がなかったのでしょうか(彼は1960年BPOと1964年VPOとも同曲録音を行なっております)。NYに活動拠点を移し2008年だったかNYPOを率いて北朝鮮に演奏旅行に行った元気はあるもののもう年齢からそんなに録音はしないのでしょう・・・老醜を曝してまでは・・・。先日、森光子の二千回を誇る「放浪記」公演が関係者の彼女の健康を配慮して中止されたとのことでした・・・人は皆んな老います。こうしてクラシック演奏盤のレビューを書いていても同じ一人の演奏家のポストや演奏そのものの推移と容貌の推移は如何ともし難く特に楽壇という一見派手な世界だけに記録媒体たるCD等が証明の如く残りフォーマット技術改善や復刻の名で再発され我々マニアの注目対象になるとは言え、こと「老いる」自分自身にふりかえり考えされられます。ストラビンスキーは未聴です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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