ブラームス(1833-1897)

CD Piano Works Op.116-119: Grimaud

Piano Works Op.116-119: Grimaud

商品ユーザレビュー

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    Johannes  |  埼玉県  |  不明  |  2008年08月16日

    晩年のブラームスの青春の歌のように聞こえる。何と素晴しい演奏であろうか。グリモーの音調は普通のブラームスのピアノ曲の音調ではない。晩年のどうしようもないピアノ曲に青春の息吹を与えている。

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  2007年08月03日

    Ms. Grimaud doesn’t have the typical Brahmsian tone. But her playing is beautiful and heartfelt, and ultimately wins you over.

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  • ★★★★★ 

    あんぱん  |  京都  |  不明  |  2007年02月10日

    (追記) 確かに彼女は「野性的」ではある。しかしそれは、いわゆる「野蛮さ」ではなく、もっと大きな、しいて言うなら我が子を守るために荒れ狂う母親狼のような、自然愛のような表現だと感じました。むき出しの表現というのが、決して荒々しいということではなく、「純粋」であるということを感じさせてくれます。 また、とはいっても、その裏にはとても冷静な分析力があることも決して忘れてはならないと思います。理性で本能を表現した演奏、そんな風に私は感じました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    あんぱん  |  京都  |  不明  |  2007年02月10日

    彼女の演奏で、初めてこの曲の良さがわかった気がします。 この曲集自体、ちらほらいい曲がある程度で好きではなかったのですが、それはどうやら演奏が悪かったようです。 グリモーはよく「野蛮」な演奏のような言い方をされますが、この演奏を聴いて本当にそんな印象を受けますか? こんなに深く、それでいて美しいブラームスは初めて聴きました。是非先入観を捨てて聴いてみるべきです。

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  • ★★★★★ 

    pianomania  |  表層の内側を聴く行為  |  不明  |  2007年01月14日

    (追加)グリモーは高い精神的高揚感と恍惚感を引き合いに出されて評価される。確かに彼女の資質は素晴らしい。高まる高揚感を適正な肉体感覚に還元できる稀有の才能だが、実はグリモーは徹底して理論派で知性派で、相対的で理性的に楽曲を準備する。事実内声の分析が見事だ(自身の内なる衝動が抑えきれず噴出する表層に、つい耳を奪われるけど)。他の凡庸ピアニスト軍団が恣意的主情的で身体感覚すら再現できないため、グリモーが誤解されているだけだ。彼女の方法こそが「表現者」のスタンダードだ。他がこのレベルに到達できないだけだ。

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  • ★★★★★ 

    pianomania  |  多数決原理の問題点  |  不明  |  2007年01月14日

    確かにこの演奏は他の大多数とは違って聴こえる。しかし本当はグリモーが正解。残りが間違えているのだ。この曲集の簡潔化した書式は「内声」を外郭へ還元する最善の方法であることを見抜き、かつそれを的確に再現する高い技術。20世紀後半録音された最も優れたブラームス演奏の一つだ。ピアノを知らない評論家や思想家が好む、恣意的な表層の表現に逃げ、「内声」を平然と踏みにじる(実はプロでも弾ける人は滅多にいない)PやAを中心としたペラペラな外面だけの通俗的ブラームス後期演奏とは、次元も精神性も違う。繰り返すがこちらが本物だ。

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  • ★★★★★ 

    もみぢ葉  |  福井県  |  不明  |  2006年05月15日

    購入したての頃も良い音色を持ったピアニストだなと思っていましたが、昨日改めて聴き直してみてびっくり。これ程までに心地好いピアノの響きがあるだろうかとさえ思ってしまった。特に和音での音の厚みの程度が堪らなく良くて、正にグリモー音色とでも呼びたくなる様な素晴らしい演奏でした。好き嫌いはあるかもしれませんが、私個人的には今もっとも好きなピアニストの一人です。

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  • ★★★☆☆ 

    ひろ  |  横浜  |  不明  |  2005年06月04日

    このピアニストらしくかなり主情的な表現に貫かれており、人によっては独り善がりの解釈と聴く人もいるでしょう。ポピュラー音楽的なブラームスといったら言い過ぎかもしれませんが、こういう表現があってもよいでしょう。ピアニスティックには非常に磨かれています。ノイマルクトの名ホール、ライトシュターデルでの収録で録音は大変良く、グリモーの美音に加えて彼女の細かな息遣いまで克明に捉えています。グリモー・ファンの方は是非どうぞ。

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