『修道女アンジェリカ』全曲(ドイツ語) ロイブナー&ウィーン響、ユリナッチ、レッセル=マイダン、他(1951 モノラル)
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丸木DE佐渡 | 東京都 | 不明 | 2012年10月24日
ユリナッチの「アンジェリカ」は1959年の放送録音が一部YouTubeにアップされているので、てっきりその全曲盤だろうと思ったら、51年録音。この時代のユリナッチはまだアーティストとして成熟せず、舌足らずな歌が多かったが、ここでは比較的に好演している。深い感情表現では59年版に及ばないものの、彼女の武器のピアニッシモは同等以上。アリア「母もなく」が胸にしみ入る美しさだ。伯母役のレッスル=マイダンも無難。冷酷さをオーバーに強調していないところがいい。ただし、演奏中に状況説明のナレーションが時折入る。これが邪魔で大幅減点。 音質は、50年代初めの放送録音としては悪くない。ノイズをきれいに拭い取ってあるにもかかわらず声にダメージを与えた形跡がなく、女声が歪みなく素直に聞こえる。MYTOのリマスタリング技術は、EMIやOrfeoより優秀である。余白に58年ザルツブルクの「ドン・カルロ」の抜粋が収録されているが、かつて出ていたドイツ・グラモフォンの全曲盤より音がいい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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