ブラームス(1833-1897)

CD Sym, 1, : Ormandy / Philadelphia O

Sym, 1, : Ormandy / Philadelphia O

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年04月21日

    オーマンディといえばきらめくフィラデルフィアサウンドのイメージがあり、それは昔から評論家諸氏の刷り込みのせいが多分にあるのでは、と思う。しかし、ショスタコ5番のベスト演奏に挙げている評論家がいるのを知って驚いたことがある。ハイドン、モーツアルトなら合点がいくが、ベートーヴェン、ブルックナー、ワグナー、ブラームスなどの純ドイツ系音楽作品の演奏などはもっとも不向きな指揮者とオケと思われがちで、それは完全に先入観念にとらわれた意見である。すくなくとも、このブラ1,最近きいたティーレマンやセル、サヴァリッシュより聴きごたえがあり、オーマンディは音楽を創るとは、指揮するとはどういうことなのか完全に把握していることが、この演奏から読み取れる。それは第1楽章初めのためのある息使い、呼吸を聴いただけでも分かるだろう。

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年03月19日

    オーマンディにはちょっと珍しいブラームス交響曲の演奏収録分で本盤は1959年・・・彼が丁度60歳の時録音した第1番(タイム@13’15A9’43B4’30C16’57)は厚みある管弦を豪華絢爛に鳴らして一部オーケストレーションの改編を行ってのフィラデルフィア・サウンドは実に堂々たるものです。このイメージは後年1968年三回目の録音(同@13’40A9’53B4’44C17’07)にも引き継がれております。なお、第1回目は1950年のモノラル録音(同@12’25A9’05B4’25C16’50)だそうです。さて、第1楽章分厚いマッシブな感じでスタートし展開部はゆっくり入って行きピークでのテンポもそんなに変えず何か音の洪水先行の印象を持ちました。第2楽章もじんわり・どっぷりで管とVのソロもがっちりしています。第3楽章は反復して急がず特に管の目立った活躍に注目されます。こうして旋律をソロ楽器で浮かび上がらせる手法を効果的に取り入れられているのが特徴になって最終楽章でのホルンも然り・・・、その最終楽章はトスカニーニが改編したオーケストレーションやオーマンディのティンパニー扱いが生きた演奏でちょっと鳴りっ放しというかフィナーレ・クライマックスでの圧倒的なファンファーレからの雪崩れ込みは聴きものではあります。とにかく全体としてはこのオーケストラの派手で緊密なアンサンブルはオーマンディが音楽監督に就任して約二十年経た一つの成果・・・時代的な処も含めて・・・をあらためて確認する演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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