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モーツァルト(1756-1791)

CD ピアノ協奏曲第20番、第22番 小菅優、シェレンベルガー&カメラータ・ザルツブルク

ピアノ協奏曲第20番、第22番 小菅優、シェレンベルガー&カメラータ・ザルツブルク

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年10月17日

    今月2012/10下旬から来月にかけて本盤演奏者とオーケストラも含めて同一メンバーで日本での公演が予定されています。ヨーロッパで活躍している小菅優は若い々と思っていたのですがもうすぐ来年三十歳大台、それでも彼女の大らかな笑顔を見ていると私などオールドはホッとします。本盤はその彼女が2012年収録したモーツァルトのピアノ協奏曲第20番(タイム@13’48A8’26B8’04),第22番(同@14’16A8’34B11’19)でバックはかつてBPOのオーボエ奏者だったH.シェレンベルガー(64歳)が指揮するカメラータ・ザルツブルグであります。演奏自体は短調の前者の第1楽章でのややパンチ?の効いたオーケスラ前奏から入るピアノは意外と柔らかな印象でそのアプローチでのカデンツァはもう少しこの曲でのシビアな処も聴かせて欲しい感じはしました。割とテンポ速い中間楽章は情感を拭ったものとなり第3楽章でのオーケストラのピリオド奏法による特に弦の生々しさが目立ちました。いずれにしてもこの曲に持っているイメージとはちょっと様子が異なる元気さと鷹揚さが混じったもの・・・ピアノ、オーケストラ間のバランスなのかも・・・と思いました。第22番の方は第1楽章と中間楽章の長めの前奏がオーケストラの存在感を多分に感じましたが中間楽章でのゆっくり目のニュアンスあるピアノは素晴らしかったです。快調テンポの最終楽章を聴き終え内面的な表現をみせるこの曲の良さに近づいた気にならせてくれました。彼女のモーツァルト・ピアノ協奏曲は以前2005年に録音した第9番、第21番があり、マァ、年々多くの盤がリリースされるモーツァルトのピアノ協奏曲で本盤の立ち位置がどの辺りになるのか小生などには分りませんが亡くなった大家や現行ベテランの小難しい尤もらしいもう過去に属する演奏とは別世界?への案内に私にはなっている様でした・・・価格のこともありOKランクとしましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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