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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第3番『英雄』、『エグモント』序曲、『プロメテウスの創造物』序曲 ドゥダメル&シモン・ボリバル交響楽団

交響曲第3番『英雄』、『エグモント』序曲、『プロメテウスの創造物』序曲 ドゥダメル&シモン・ボリバル交響楽団

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    Ichirokagawa  |  香川県  |  不明  |  2022年04月18日

    グスターボ・ドゥダメルがベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団を指揮した、ベートーヴェンの「英雄」である。録音は2012年3月。一気に演奏し切った感があるが、アンサンブルは緻密で、何よりリズム感が抜群である。テンポ良く、ワクワクしながら聴く「英雄」は本当に気持ち良かった。併録の「プロメテウスの創造物」序曲と「エグモント」序曲も良かった。

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  • ★★★★★ 

    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  2014年03月11日

    ようやくこういうティーレマンのような自己陶酔型のあざとらしさを感じさせないが、無垢に音楽の本質を鷲摑みにするような説得力ある演奏が出てきたか!と唸ってしまった演奏。基本テンポは現代風の乗りのいいテンポで快活明朗な表現で一貫しているが、各楽章ここぞと言うフレーズではかなり濃密な表現を盛り込みながら自在感があり全体としてバランスが取れている。1楽章展開部のグイグイ引きこむ凄絶なsfテヌート、2楽章の中間部の堂々壮大な盛り上がり、唸る低弦、決然と打ち込まれるティンパニ、弱音部の繊細な哀しさ、3楽章のリズムの最高のgroove、フィナーレの変幻自在な変奏と伽藍のような終結部は特筆に価する。ボリバル交響楽団は確かにプロのオーケストラと比較すれば色に乏しいし、楽器の音色だけで聴かせる様な技はない。しかしその一体感、濃厚な情熱の表出、ノリの良さは他楽団には求められない。ベートーヴェンの音楽は十分に彼らの個性を受容し包含する巨きさがある。今後に大いに期待したい!

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  • ★★★★★ 

    おじさん石  |  不明  |  不明  |  2013年09月13日

    このような才能のある指揮者の演奏をこれからも聴けることに感謝!

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  • ★★★★★ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2013年06月04日

    音楽(クラシック)を聴きながら指揮をしている御仁を見かけると、時としてあぁみっともないと思うこともあるが、このドゥダメルの英雄を聴いている間、辺りを憚らず自分の腕が虚空を切るのを止められなかった。このような演奏を体験してしまうと、コレこそが「音楽」であり、今まで耳にした「英雄」は「音学」に過ぎなかったのだと、そんな思いがふと頭を過ぎった。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2012年11月16日

    「快哉!」の一言に尽きる演奏でしょう。今、最もクラシック界で注目を集めるベネズエラ出身指揮者ドゥダメルは「ベートーヴェン以上に、音楽が人生を変え得るという絶対的な信念を典型的に示している作曲家はいない」と語っていた証拠なのか「英雄」交響曲は2008年エーテボリSOを振った演奏(タイム@14’07A16’22B5’19C11’57)収録に継いで本CD盤は2012年演奏盤(同@17’30A17’42B5’25C12’10)・・・マァ出来立てホヤホヤのものであります。オーケストラはまだ今年31歳若きドゥダメルが重要ポストを務めている三楽団の一つシモン・ボリバルSOであります。このオーケストラはベネズエラのエル・システマという制度(これは貧困家庭の子供達を音楽教育を通して育成しようとする活動)に基づき1999年創設されたものでその生徒達・・・何と言っても若いメンバーで構成されているにも拘わらず一流オーケストラと比し聴き劣りせずこの「英雄」は昨今流行ったピリオド・スタイルとは一線を隔した正統的?な演奏をベースとしております。第1楽章、軽いタッチで入り込み快調に展開して行きます。テンポは反復継ぎ目を少しスローダウンさせるものの全体きっちりとして少し速めです。決して外面効果のみではなく内面にも踏み込んでの透明感のある音色が若いオーケストラの新鮮さを反映している様です。第2楽章もゆっくりやや軽めに進め適当に「間」をつけつつ時には歌うように静かに歩む感じです。後段でのティンパニーの扱いも見事。生気に満ちた第3楽章を経て最終楽章も勢いをつけつつの展開ですが後段での少しホッとして回想する様な場面を挿入してフィナーレの堂々とした〆はこの楽章を一段と映えさせました。「プロメテウスの創造物」序曲(5’07)、「エグモント」序曲(9’11)も快演だと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年10月12日

    普通かやや速めのテンポで小気味よく流れる演奏。最近流行のピリオド奏法に背を向け、一昔前のアバドやムーティを彷彿とさせるようなオーソドックスな造形感覚だが、一味違うのは彼ららしい演奏行為そのものを楽しむ姿勢だ。この巧い学生オケみたいな(演奏は仕事ととらえる一般のプロオーケストラにはないような楽天的に演奏行為を集団で楽しむ)独特の感覚は、何をやってもドゥダメルとシモン・ボリバル交響楽団に共通する姿勢で、曲によっては違和感を招くことがあるのだが、このエロイカでは第2楽章で幾分深刻さが薄れて災いする部分はあるものの、全体としてはその明るさ(悪く言えば能天気さ)が曲の持つエネルギーにマッチし、成功している。このコンビは好悪は分かれようが、面白いことは間違いない。スタイルは違うが、この音楽を楽しむ姿勢は、南米育ちのカルロス・クライバーを髣髴とさせる。このコンビには、今後も、良い意味でのアマチュア的な姿勢を捨ててつまらないヴィルトオーゾ・オケにならず、ベートーヴェンやマーラーなども含めて個性的録音を重ね、欧米中心のクラシック界に南米からの新風を送り込んでほしい。

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  • ★★★★★ 

    mickey_tonma  |  富山県  |  不明  |  2012年07月09日

    これは物凄い名演。以前のDVDの演奏と比べると、表面的なアグレッシブ感は薄まってはいるものの、その分、内在するエネルギーが半端でない。弦楽器は弓をそれほどたたきつけることはせず、むしろ弦からほとんど離していない様に思われる。その分音には角がなくまろやかになり、旋律が生き生きしてくる。ごつごつした刻み感が全くなく、流麗に流れる。一方、オケ全員に完全に共有されている内在するリズムは以前にも増して完璧。テンポもかなり早め。ところが音楽は重心が低く、外見的速度とは裏腹に大変落ち着いている。ドゥダメルが時折見せる一風変わった解釈も完全にはまっている。そう、どこから切ってもありえない革命的な超名演である。熟成された度数の非常に高い洋酒の香りと味わいにも似た満足感がある。

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2012年06月24日

    今主流のピリオドスタイルなどからは全く背を背けた、 昔ながらのスタイルで演奏されたエロイカで素晴らしかったです。 葬送行進曲の表現にもう少し深みがほしかったかな、と思ったりしましたが、 全体的に非常に若々しくて、活気がある演奏で、 彼の「師匠」格であるバレンボイムよりもいい演奏だと思いました。 彼のベートーヴェン全集が出るのが今から楽しみになってしまいました。 エロイカが好きな方なら試してみて損はないと思います。

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