交響曲第5番 アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団
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よし | 京都府 | 不明 | 2021年03月04日
なぜあまり評判にならないのか不思議なくらい、とても素晴らしい演奏です。いつものとおり豪華メンバーのルツェルン祝祭管弦楽団とアバドの演奏です。何と言いますか、心にしみてきます。 ただ私はあまりブルックナー演奏にこだわりがありません。クラシック音楽について、またブルックナーの音楽について深い知識がありません。そういう者の感想としてお受け取りください。 私はアバド好きですが、アバドが好きなら、これは絶対に見た方がいいと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2014年01月03日
ブルーレイの威力絶大で画面も音も極上であります。おかげで、いかにニュアンス豊かに演奏しているかがとてもよくわかります。そしてまたアバドさん独自のバランス処理も実によく伝わってきます。この時のルツェルンのオケは大変に優秀で、特に弦楽器の見事さはすばらしいの一語に尽きます。もちろん、音色と技の巧みな木管、パワーを蓄えた金管も優秀。ヴァント先生の剛毅なブルックナーが「剛」の魅力であるなら、アバドさんのしなやかなブルックナーは「柔」の魅力で大いに聴かせます。但しこの「柔」は決して「弱々しさ」と同じではなく、なめし皮のような強靭さを持った「柔」であります。プロ中のプロのお仕事、さすがと申せましょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yukiyasu | 三重県 | 不明 | 2013年06月08日
BDということもあるのだろうか。弱音がとても美しい。聞こえるか聞こえないかの音量で奏でられる。全体を通して、強弱の差がとても顕著だと思う。それが、この曲にはピッタリとはまっている。壮麗さも申し分ない。アバドの本領発揮というところだろうか。速さは速くもなく遅くもなく標準的なものなのに、細部も含め、歌わせ方がとても良い。この曲の教科書的な表現であるにも関わらず、精緻な演奏で細かい配慮が施されている。聴き終わって、ほどよい疲労感に苛まれている。頭痛がする。このような穏やかな演奏を聴くと、心の底から癒されるようで、かつ厳粛さも兼ね備えており、ブルックナーが意図したところがストレートに伝わってくる。 ドラマチックなジャケットのデザインであるが、とても印象的である。なぜ、母は子にナイフを向けるのか?黒子的な男性は誰?説明書に絵の全体像が印刷されているのだが、この曲、この演奏との関係は何か?そんなところにも興味を抱かせつつ、全曲通して、とても楽しませてもらったという感想である。アバドの指揮が、弱いのか、荘厳なのか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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