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シューマン、ロベルト(1810-1856)

Blu-spec CD 交響曲第2番、第4番 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

交響曲第2番、第4番 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン

商品ユーザレビュー

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年01月25日

    一聴すると響きは充実しており満足ゆく演奏のように思えるが、響きや音色のニュアンスに欠けていてどことなく変化の乏しさを感じてしまう。これはスイトナーの振るモーツァルトやベートーヴェンにも共通しており、いつも物足りなさを覚える。サヴァリッシュのシューマンより上だが、クーベリックの2種の演奏のほうがずっと良いと思う。以前からどことなく交通整理のうまいだけの指揮者と思っていたが、その中でも、このシューマンは響きに張りがありモーツァルトやベートーヴェンよりは成功しているようだ。しかし、私には聴かなくても一向に構わない指揮者の一人で、彼のモーツァルトのCDなど全く聞きたいとは思わない。

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  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月18日

    我々にはNHK交響楽団の名誉指揮者として馴染み深いスウィトナーが手兵のシュターツカペレ・ベルリンと録音したシューマンです 。発売当時から評価の高い演奏ですが、私としては初めて聴かせて頂きました。自然な感じでよく歌っています。見とおしの良い美しいサウンドだと思います。録音も優秀です。少々残響が多いので、フレーズ出だしの音が遅れて聴こえるところが気にはなりますが、音楽の流れが非常に良く、バランスのとれた響きを作り上げています。昔に聴いたドヴォルジァーク 6番も穏やかな響きで自然な流れの演奏であったなぁと懐かしく思い出しました。スウィトナー / SKD の演奏は一時代を築いただけあり、素晴らしい完成度ですね。皆さんにも一聴をおすすめします。

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  • ★★★★★ 

    SPB  |  VIETNAM  |  不明  |  2014年04月18日

    つよしくんさんが私が言いたいことをほとんど言って下さっているのですが、それでもやはり言いたいので投稿します。子供の頃にN響アワーでよく見ていたスウィトナーは大好きな指揮者の一人でCDも幾つか買い集めていますが、彼とシュターツカペレ・ベルリンのコンビ、たまに自分の好みのど真ん中ストライクの演奏に出くわします。例えば田園、グリーグの管弦楽曲集、ブラームスの1番などですが、このシューマンもその中の1枚。特に2番が気に入っています。東独のオケとして渋さとかほの暗さといった特徴が挙げられがちですが、この2番はハ長調という調性のせいもあってか、とても明るい、キラキラした(でも決して下品なケバさはない)喜びのようなものを感じます。特に第一楽章の序奏の後半の響きと盛り上がり、同じく第一楽章再現部以後でブラスセクションが前半には無い3連符を旋律の裏で刻むところの吹かせ方、終楽章の喜びに満ちた歌などはどの演奏よりも気に入っています。実は名演の誉れ高いシノーポリの2番をまだ聴いていないのですが、聴いてしまうとこのスウィトナーさんの順位が下がっちゃうんでしょうかね・・・。同時に1番と3番も「もし期待外れだったらどうしよう」と腰が引けたまま。でも2番は文句なしにお勧めです。ぜひ皆さん聴いてみて下さい。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年06月16日

    このコンビ、もう1枚の第1番・第3番のディスクが第1番の楽譜の問題があって残念な出来であったのに比し、こちらはまことにすばらしいパーフェクトな出来栄えです。指揮者もオケも気力充実し、豊かな音楽がまさに溢れてくる感じ。テンポの緩急のつけ方など予想以上にコントラストがはっきりしていて、「おっ!」と思わせます。スイトナーさんの持っていた「すごみ」がわかりますよ。感動しました。傑作!録音はやや飽和した混濁があるようにも思いますが、基本、優秀。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年08月05日

    NHK交響楽団の名誉指揮者として、かつてたびたび来日して名演奏の数々を聴かせてくれたスウィトナーであるが、スウィトナーの遺した名演の数々の大半は、何と言っても手兵であるシュターツカペレ・ベルリンとの演奏であるというのが衆目の一致するところではないだろうか。ベートーヴェンの交響曲全集やブルックナーの交響曲集など、それぞれの楽曲の演奏史上でも上位に掲げられる名演奏を残しているスウィトナー&シュターツカペレ・ベルリンの黄金コンビであるが、本盤におさめられたシューマンの交響曲第2番&第4番についても、このコンビならではの素晴らしい名演であると評価したい。第1番&第3番が、既に数年前にBlu-spec-CD化がなされたものの、本盤の両曲については従来CD盤のまま放置され、どうなることかと思っていたところであるが、今般、漸く待望のBlu-spec-CD化がなされたことは、演奏の素晴らしさから言っても誠に慶賀に堪えないところだ。昨今のドイツ系のオーケストラも、国際化の波には勝てず、かつて顕著であったいわゆるジャーマン・サウンドが廃れつつあるとも言われている。奏者の技量が最重要視される状況が続いており、なおかつベルリンの壁が崩壊し、東西の行き来が自由になった後、その流れが更に顕著になったと言えるが、それ故に、かつてのように、各オーケストラ固有の音色というもの、個性というものが失われつつあるとも言えるのではないか。そのような中で、スウィトナーが指揮をしていた当時のシュターツカペレ・ベルリンには、現代のオーケストラには失われてしまった独特の音色、正に独特のジャーマン・サウンドが随所に息づいていると言えるだろう。スウィトナー自身は、必ずしも楽曲を演奏するに際して個性的な解釈を施す指揮者ではなかっただけに、その演奏の魅力は、シュターツカペレ・ベルリンの重厚なジャーマン・サウンドとそれを体現する力量によるところも大きかったのではないかとも考えられるところである。シューマンの交響曲は、後輩にあたるブラームスの交響曲と比較すると、特にオーケストレーションの華麗さには大きく譲るところがあり、どちらかと言えば、幾分くすんだような渋味のあるサウンドに支配されているとも言える。したがって、このような楽曲には、シュターツカペレ・ベルリンの当時の音色は最適のものであると言えるところであり、筆舌には尽くし難いような味わい深さを有していると言っても過言ではあるまい。この黄金コンビにかかると、シューマンの質実剛健ともいうべきオーケストレーションの魅力が、聴き手にダイレクトに伝わってくるとさえ言える。もちろん、第2番には、シノーポリ&ウィーン・フィルによる演奏(1983年)、第4番には、フルトヴェングラー&ベルリン・フィルによる演奏(1953年)と言った歴史的な超弩級の名演が存在しており、それらの超名演と比較して云々することは容易ではあるが、そのような超名演との比較を度外視すれば、十分に魅力的な優れた名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。そして、今般、かかる名演がBlu-spec-CD化がなされたということは、本演奏の価値を再認識させるという意味においても大きな意義があると言える。いずれにしても、スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリンによる素晴らしい名演をBlu-spec-CDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

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