ショパン・リサイタル オレイニチャク(1838年製エラール)(2011)
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takeshi kagan | 茨城県 | 不明 | 2014年02月14日
1970年ショパンコンクール第6位入賞、「戦場のピアニスト」の演奏などで知られるオレイニチャク。ポブウォツカやパレチニと並ぶポーランドを代表する名ピアニストです。 今回はエラールピアノを使ったライヴ録音ということで、正直モダンピアノで聴きたかったなぁという思いで聴き始めましたが、1曲目の有名な遺作のノクターンからすっかりこのエラールピアノの音色に耳を奪われてしまいました。 これもオレイニチャクの実力なのでしょう。 モダンピアノに比べダイナミクスも音色の幅も小さいであろうエラールピアノをこんなに美しく歌わせられるピアニストもそうはいないと思われます。モダンピアノで弾く時よりアゴーギグを多用し、しかしあくまで男性的に旋律を紡いでいきます。 このライヴに居合わせた聴衆の幸せな雰囲気が伝わってきます。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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