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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第2番『復活』 ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン(2CD)

交響曲第2番『復活』 ハイティンク&シュターツカペレ・ドレスデン(2CD)

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  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2014年11月21日

    初出の通常CD盤で持っています。ハイティンクとしては、最大限に燃えたぎった演奏で、深い感動に包まれます。演奏自体には大満足。ただ、この盤、楽曲が後半に行くにしたがって音量が上がっていっていないでしょうか?第1楽章と終楽章で音量レベルに差がありすぎです。Profilレーベルらしいいい加減な仕事ぶりというか何と言うか…。もしその点が是正されているなら、SACDシングルレイヤー盤に買い換えたいと思っているのですが…。どなたか情報をいただけると幸いです。

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  • ★★★★★ 

    井熊  |  静岡県  |  不明  |  2014年10月22日

    弦、管、打楽器共に凄まじいスケールの音が迫ってきます。しかし静寂もあり。もう神々しい演奏としかいいようがありません!95年録音SACDシングルレイヤー盤!すばらしい!感動しました。

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  • ★★☆☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年06月02日

    みなさま、大変に高い評価をなさっておられます。残念ながら私としては同意できかねますので、印象を書いてみます。全曲を通して、どこか指揮者とオケの意思疎通がうまくいっていない感じがします。第1楽章が典型で、オケの乱れがそこかしこにあります。ハイティンクらしからぬテンポの揺らしや「タメ」の設定にオケがついてゆけず、結構露骨にミスが生じています。それもあってか、演奏者がみな曲に没入できていない。歌手もそう。フレーズの切り方やテンポが、いかにも「これでいいんですね?」的に指揮者の顔色をうかがうような表情になっていて、よろしくない。総じてちっとも落ち着かない出来栄えだなあ。また、録音がどうにもおかしい。これも第1楽章ですが、弦と管のそれぞれの音のブロックの距離感が崩れる個所があって、聴いていて「え゛っ?」とびっくり。トータル、どうにもいいとは思われないアルバム。あくまで個人的感想です。

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  • ★★★★☆ 

    雲谷斎  |  埼玉県  |  不明  |  2012年09月25日

    2005年のSKDといえば、ベルリンの壁崩壊後すでに15年以上経ち、ようやく新たな環境での活動が地に着いた時期である。あまり多くないSKDのマーラー、70年代最盛期のSKDに比べての音色如何、といくつかの興味があって聞いてみたが、すべてに満足というわけにはいかなかった。演奏それ自体は実にけれん味のない明晰、剛直なもので、ハイティンクのめざすマーラー像がよく彫琢されていて好感がもてる。加えて、怒涛のような音のうねりが曲のダイナミズムをいやがうえにも高める。静謐を基調とした解釈(とりわけ前半)がかなり長く続く分、このコントラストは効き目十分である。折り目正しい激昂とでもいった巨匠の風格がハイティンクに感じられるようになってきたのは嬉しいことだ。ただ、この録音には問題が多いことも指摘しなければならない。なにより、管(打も含め)と弦とのバランスが悪い。管の音圧に録音レベルのピークを設定するのは当然であろうが、当盤では、それに比して弦のpやpp(場合によってはmp)まで、聞こえるか聞こえないぐらいまで音量は減衰してしまっている。まさに「マラ3マニア」さんが嘆かれるとおりなのである。だが、いうまでもなく、この曲は大部分がpやppを基調に構成されている。それががよく聞き取れないというのであれば、録音としては瑕疵があるといわざるをえない。Profileから出るSKDのライブは多くがその本拠地であるSenper Operを会場とするもので、これもそうなのであろう(60nにわたる立派な解説に、なぜかただの1行も会場の記載がないが、写真から判断すれば)。私はこの会場でのProfileのSKDライブ録音にはかねがね不信を抱いていて、なるべく買わないようにしていた。ところが先年、この会場でのライブ録音であるポリーニ、ティーレマンのブラームス、ピアノ協奏曲第1番がDGから発売され、ついそれを購入して憤慨に耐えない目に会ってしまった。レーベルが違えば録音も違うだろうという考えが甘かったのである。そのCDはこのマーラーもどきの話ではなかった。海賊盤まがいの曖昧模糊とした、よく聞き取れないオケの音しか刻まれていなかったのである(ところが、これが『レコード芸術』誌では93点の録音評だったので、私も同誌で反論した次第)。それはそれとして、このせっかく力演のマーラーを聞きづらいものにしたのは、Senper Operのマイク・セッティングにあることはまちがいない。それでなければ、管の強奏がやたら目立ち(狂騒に近い)、弦とのバランスを著しく欠くなどという録音にはならないはずなのである。先に述べたDG盤も弦の録音がひどすぎるがための失敗作だったことからすれば、この会場のマイク・セッティングのおかしさに気づかない録音スタッフには何を言っても無意味だろうという失望感が残るだけである。かれこれ40年来SKDの録音を聴き続けてきて、ルカ教会での残響を絶妙にSKDの音色に溶け込ませていたEMIの70年代名録音の数々が耳に残っている世代からすれば、SKDもベルリンの壁崩壊を境に、それ以後はその時の音を再現させるのはむずかしい状況になっていたのだろうなと思わざるをえない録音であった。ときどき明瞭に聞こえる弦はさすがに一流と思わせる品とたたずまいを有してはいるが、まったりとしたコクと優雅さには達していない。これが70年代にはあったのだ。録音とも相まって、いまひとつその雰囲気に包まれるマーラーであったならば、この文句タラタラ爺いも星5つはためらわなかったのですよ。

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  • ★★★★★ 

    HMVの犬が好き  |  岐阜県  |  不明  |  2012年07月16日

    ハイティンクのマーラーはおしなべてレベルが高い。今回の1995SKD盤も期待に違わぬ名演である。遅めのテンポと重厚な音色で、理性的でかつ劇的な演奏となった。この曲は普通に演奏しても感動的な要素に富んでいるので、感情的な指揮ではわざとらしさが鼻につくことが多い。その点で本盤のような演奏が最も自然に感動できるのではないか。 さて上記解説にもあるように、ハイティンクはこの1995年にMahlerFEESTでRCOとも2番のライブを残している。よりハイティンクらしい中庸の美徳が感じられるのはその1995RCOライブだ。本SKD盤は記念演奏会ということで意識しているのと、SKDの重厚な音響を考慮したのかテンポがRCOライブよりやや遅い。このため中間3楽章は明らかにRCOライブの方が良いと思う。第1楽章と終楽章はバランス感覚に優れるRCOライブ、劇的なSKD盤とやや方向性が異なるがどちらも名演と思う。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年06月25日

     私の中のハイティンクのイメージは「大きな冒険をせずに,きっちりと,作品の美しさを届けてくれる人」。つまり「教科書通り,お手本通り」という言葉がピッタリの人。ですから,この演奏が鳴り出したとたんビックリでした。全てを伏せられ,ただ聴かされたら,恐らくハイティンクが指揮を執っているとは思わなかったでしょう。  バーンスタインの新旧両版,M.T.トーマス,メータもいい…様々な素晴らしい名演を耳にしてきたので「これがベスト!」とは言いづらい(勿論ベスト選考の対象には入ってきます)。ですが,この演奏ほど,強弱・緩急の付け方が見事な『復活』はないのではないかと思います。そして,見事に精緻でありながら,見事なライブ感も感じさせてくれる。この演奏の精緻さとライブ感の融合のレベルは奇跡的とでも言いたくなるレベル…(ブルックナーの5番もそうでした)。  バーンスタインには彼の情念に圧倒される…。M.T.トーマスには精緻さと見事な構成感に圧倒され,メータには覇気・勢いに圧倒される。そしてこのハイティンクには,『復活』という作品の持つ未曾有のエネルギーに圧倒される。

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  • ★★★★★ 

    すーさん  |  新潟県  |  不明  |  2012年05月09日

    今日仕事帰りに買いました。そして、終楽章から聴いたのですが、これは生涯でも最高の感動、いや感激を得た一枚となりました。細部にわたる彫琢を施しながら、全体の造型がまったく揺るがず、全編にわたり、私の想像を超える表情が次から次へと現れ、その新鮮さに驚き、それが全くあざとくならず凄まじい高潮を帯びていく。これまでバーンスタイン、NYPの新盤こそ復活の最高の演奏と信じてきましたが、遥かに超えた演奏が現れたと思います。ハイティンクの指揮も素晴らしいが、ドレスデンのオーケストラの凄さにはどれだけ言葉を尽くしても足らない。これを聴けばオーケストラというものがどれだけ多彩な表現が出来るか初めて知ることが出来たと思います。  話が飛びますが、よく初心者には普通の波風の立たない表現のものを勧めるべきだといいますよね。私はそうは思わない。むしろ、他を超越し、その偉大さにひれ伏すような物に触れなければ、自らの中にあるものを目覚めさせることは出来ない。あるいは生涯に渡り、真に魅了される物にであうということはないのではないか?なんだか難しくなってしまいましたけれど、この演奏はそういう偉大な力を持った演奏だという気がします。自分としてはフルトベングラー/BPO 42年の第9、トスカニーニ/NBCのヴェルディレクイエムと肩を並べる、いやそれを越す感激を得た1枚です。 PS ナクソスオンラインでシカゴでの演奏と聞き比べが出来ます。特に終楽章を聴いてみて下さい。ドレスデンのオケの表現力に圧倒されます。

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  • ★★★★★ 

    なかじぃ  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月26日

    ベルリンフィル盤との比較になりますが、どこまでも精緻で音色が透き通っていてある意味冷徹な、どちらかというとオケに任せている印象のあるベルリンフィル盤に比べてこちらは指揮者が完全にオケをリードしており、気合もかなり入っています。音色は黄金色に輝くようで実に素晴らしいです。エネルギーをピアニシモでじっくり貯めてフォルテで一気に解放するような曲運びは、あのテンシュテットとロンドンフィルとのライブ盤を思い出しました。ただ、ロンドンフィル盤は少々響きが軽いのに対してこちらはズシンと重い感じでそれがいい方向に出ているように思います。 録音もゼンパーオパーの豊かな残響を捉えており、立体的な音響が楽しめました。 当方、ハイティンクはベルリンフィル、シカゴ響とこれ、あとはマーツァル、ジンマン、テンシュテット、ヤンソンス、ティルソン・トーマス、メータ、バーンスタイン盤を所有しており、これまではハイティンク/ベルリンフィル盤、バーンスタイン盤が双璧でありました。しかしこれを聴いてベルリンフィル盤を超えた名盤に出会えたような思いです。 ハイティンクを超えるのは、やはりハイティンクでした。

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  • ★★★★★ 

    らびっと  |  福島県  |  不明  |  2012年04月21日

    今まで60年代80年代のコンセルトヘボウ、90年代のベルリン、2000年代のシカゴそして90年代のドレスデンを聞いてきましたが、80年代のコンセルトヘボウと並ぶ最高のできではないかと思う。 録音年代の近いベルリンの物よりもはるかにすばらしい。 ベルリンとシカゴは演奏スタイルが似ているかもしれないが、これは全然違う。ハイティンクはオーケストラによって演奏スタイルを変えるのかな? ドレスデンとコンセルトヘボウは似ているような気がします。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2012年04月19日

    最近,注目すべき演奏が相次いで発売されている「復活」だが,これはその中でも最高のものといっていいのではないか。(ユロフスキ盤も,指揮者の強烈なカリスマ性と凄いオケのドライブ能力が忘れ難い印象を残すが。)個人的には,ハイティンクのライヴ音源の中でも,BRSOとのブルックナー/第5と並ぶ最高峰と評価したい。近年のハイティンクは,精緻な彫琢と古典的品格を柱としつつ,必要とあらば意外な程高揚した,正に「巨匠」に相応しい演奏を聞かせてくれているが,この演奏は20年近く前のものであるだけに,若々しさと音楽の成熟とが絶妙にブレンドされていて,バスを基本とした正にドイツ的などっしりとした音楽造りでありながら,そこここに聴かれる踏み込んだ表現が,強い音楽的感興を呼ぶ。第1楽章冒頭(低弦)こそやや慎重な足取りで始まるが,直ぐに音楽が熱を帯びてきて,「これは凄い演奏だ」と実感させられることになる。ゼンパーオパーでのライヴ,しかもバンダ・ソロ・合唱を伴う作品の演奏でありながら,マスの力で押すのではなく,細部まで磨き抜かれた音楽が,この曲のライヴ録音としては最高水準と思われる録音と相俟って,かけがえのない記録となっている。そして私が強く感じたのは,この時期のSKDの音楽性・合奏能力が如何に素晴らしいものだったかということだ。シノーポリのファンの方には叱られそうだが,私見ではこの後のSKDは,シノーポリによって不似合いなラテン気質が植え付けられ,アンサンブルは緩く,個々の奏者のレベルは低下し,深みに欠ける音・不要な力みが感じられる演奏が多くなったように思う。この録音では,そうなる前のSKDの,高貴な音楽性・柔らかいサウンド・緻密な合奏(ライヴ故の瑕はあるものの),ドイツ的な芯の強さ,明瞭な弱音と絶叫とは無縁の迫力ある最強音・・といった様々な美質が聴き取れ,嬉しい限りである。個々のパートについて言えば,特にホルンを筆頭としたブラスのブレンドされたサウンドとテクニックは圧倒的である。ティンパニも音楽的で意味深く,立派の一言。厚くしっかりとオケを支え,重要な部分では十分な主張をするコントラバスも凄みがある。声楽陣では,J.V.ネスのアルトが,ヴィブラートを抑制した内面的歌唱で素晴らしいが,惜しむらくは,合唱(特に高声部)の輝きが不足することである。終結部に至る息の長いクレッシェンドは,歌劇場の合唱団らしく,もっと張りのある歌唱で盛り上げてほしかった。また,「銀盤の狼」さんの仰るとおり,これがSACD(サラウンド)で聴けたら,更に感動は深まったかもしれない。とはいえこれらは,全体としてこの素晴らしい演奏の評価を下げるようなものではなく,声を大にして多くの方に一聴をお勧めしたい。

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  • ★★★★★ 

    銀盤の狼  |  千葉県  |  不明  |  2012年04月14日

    なぜ、SACDで発売しなかったのか?星5つでも足りないくらいの凄演。Liveのハイティンクは最高だけど、これは別格。超一級!

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