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ドビュッシー(1862-1918)

CD 交響詩『海』、牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像 ガッティ&フランス国立管弦楽団

交響詩『海』、牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像 ガッティ&フランス国立管弦楽団

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2015年08月09日

    ヤンソンスの後を継いで、ロイヤル・コンセルトヘボウの首席指揮者に就任するガッティ。ベルリンフィルのペトレンコもそうですが、ガッティも、レコーディングは多くありません。時代の趨勢なのでしょうが、本来指揮者とは、そういう方が健全なのかもしれません。セッションで、オケと、良き関係が出来るというのは、カラヤン、ベルリンフィルなど、恵まれたごく一部。ガッティは、レコーディングは少ないですが、出たものは、総じて、レヴェルが高いです。フランス国立管にとっても、厳しいマルティノン以来の40年近くを経ての名演、より精妙、時代は変わった。そして、グザビエル・ロト、古楽器オケ、シエクルと並んで。21世紀初頭を代表する妙演。響きは、大きく違うが、同じ、’12年の録音されたライヴとセッション、驚きと遊びが。ともにある。これからを期待させてくれる1枚。余裕のジャケット。

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    たけっちゃん  |  兵庫県  |  不明  |  2013年05月09日

    このCDは良い! すごく良い!!  レビューがこんなに少ないということは、皆さんあまり聞いていないのか? とにかく、ホントに良い演奏!!!   と言う私も、実は「ガッティ?知らんなー。フランス国立? 一人一人自分勝手な演奏で、アンサンブルが雑いことが多いしなー…」と、最初は買う気がなかった。 しかし、レコードアカデミー賞受賞ということで、「値段も安いし、買ってみようか…」とミーハー的動機で購入。    そして聴いてみたら感激!! 繰り返し何度も聴いたが、やっぱり良い!!   何が良いかって?  奏者の皆さんはそれぞれニュアンスたっぷりに演奏しながら、全体のアンサンブルもバッチリ! 丁寧で色彩豊かな演奏に加えて「うねり」や「揺らぎ」、“ツボ”の部分の「タメ」も心地よい。『海』や『映像』では、場面が目に見えるような演奏で、音楽が昂揚していく部分では、めくるめく音響の中で思いのこもったメロディがカンタービレで歌われ、思わず涙が出た…。ドビュッシーでこんな経験は初めてだった。「これは、スゴイ音楽だ!!」  フランス料理を食べたこともなく、もちろんフランスに行ったこともない私。「フランス音楽のエスプリ」とか言われても???だが、ドビュッシーの音楽は大好きで、これまでいろんな演奏を聴いてきたが、これは最高!!! 私の中で、デュトワもマルティノンもブーレーズも超えて、ベストCDです。ホント、皆さん聴いてみて下さい。

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    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年02月21日

    昨夏プロムスでG・マーラー・ユーゲント管弦楽団を振ったコンサート(パルシファルより、ベルクVn協奏曲、ラ・ヴァルスなど)でガッティにいたく感心しました。欧米での活躍ぶりと我が国での人気にギャップのある人だなあ、と思いました。ここで聴かれるドビュッシーはある意味明晰な演奏なのではないでしょうか。オケをまとめる力に秀でているガッティなればこそ、という感じです。音楽は実に雄弁で躍動し生きている。

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    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2012年12月22日

    ドビュッシーは音色の微妙なニュアンスが重要だが、これは最新録音だけあって実に雰囲気豊か。ホールにいるかのような錯覚に陥る。古い録音だと、ミキシングが恣意的に聴こえたり、マイクの性能が足りずにホールトーンが捉えられていなかったりするので、女房とドビュッシーは新しいほど良いという結論に達する。フランスのオケもそれらしい音色だし、何より指揮がキッチリ統率している。この微妙な音色を出すには、指揮が積極的に統率する必要があり、巨匠と呼ばれるお爺さんには出来ない芸当だと思う。つまり女房と指揮は若いほど良いという結論に到達する。

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    独居人  |  東京都  |  不明  |  2012年06月05日

    海は懐の深い演奏だ。陰影を生かしつつ線の太さを感じさせる音色。 カンタービレを生かしつつ詩情豊かに歌い上げている。 細かいパッセージの聴かせ方が絶妙で有機的な音のつながりを聴かせてくれる。 オケのドライブ感が圧倒的だ。 牧神は異世界への誘い。 けだるい夏の午後、パンの神のフルートの音に誘われて木々がざわめき始める様子が手に取るように分かる。 そしてつかの間の夢想の果てにドラマは終わり、何事もなかったかのように再び深い午睡の微睡みの中に戻るという、まさに神話的世界を体験させてくれる。 映像でも、ダイナミクスやカンタービレを駆使して、各フレーズが生きているかのように飛び廻る。 録音も各種レンジ、残響ともに豊かで素晴らしい。 後期ロマン派から近代にかけての他の作曲家の演奏も聴いてみたいものだ。

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