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プッチーニ (1858-1924)

CD 『トゥーランドット』全曲 ラインスドルフ&ローマ歌劇場、ニルソン、ビョルリンク、テバルディ、他(1959 ステレオ)(2CD)

『トゥーランドット』全曲 ラインスドルフ&ローマ歌劇場、ニルソン、ビョルリンク、テバルディ、他(1959 ステレオ)(2CD)

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2015年03月27日

    まず、音がいい。このステレオ初期のRCAは本当にいい音がするものが多い。かえって60年代のよりもいいのではないか?歌手の三人が豪華で皆さん絶賛されているのは、ま、当然でしょうか?コレッリひいきの私としては、ビョルリンクは張り上げる所は素晴らしいが、たとえば一幕の最後の例の旋律がはじめて、抑えた形で登場するところなどがちょっぴりものたらない(しまりがない)。けど、聞き所の盛り上がりは立派、立派。聞き所と言えば、私にとってのこの曲のそれは三幕でのトゥーランドットとリウが絡む所(「氷のような姫君の」のアリアに入る前です)。二大女声が抑えながらも並立して、二人の女性の違いを描き出す。ここのテバルディがほんと、さすがさすが。奴隷女と言うよりは(アイーダ同様)囚われのみの王女様ではないかという気品だけど。ニルソンもいい。実はあまり好きではないのだけど、そういうしかない、この役の場合―テバルディのもう一つの盤は、どうもシュトラウス声で、イタリア・オペラだと含み声すぎるボルクなんで今イチ(だけど、カラスとテバルディの張り合いとか聞いてみたかったなぁ、本音のところ)。あと歌手で面白いのは皇帝で、聞いたことのない人だけれど、なかなか良い。さて、惜しむらくは、とこの盤でくさされるのが定番(?)なのがラインスドルフだけれど、私は結構立派なものだと思う。プッチ―二的な複雑な声部の絡みがちゃんと聞こえる。さすがオケに恐れられた神の耳の持ち主。同じくくさされ役のモリナーリ・ブラデッリよかずっといいと思うが(あ、だけど、あの盤はなんたってコレッリですからねぇ。そんなのどうでもいい)。

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    アラベラ  |  東京都  |  不明  |  2015年02月17日

    LPはまだ持っているのですが、プレーヤーが壊れ何十年も聴けずにいました。それを今になって、やっと聴くことができ感激しています。ドミンゴのカラフも確かにいいけれど、私にとってはビョルリンクが最高です。そして、デバルディのリュウ。第一声から涙、涙でした。唯一、生の演奏に接したことのあるニルソン。CDを聴きながら、演奏会のことを思い出しました。こんなに格調高くトゥーランドット姫を歌った歌手がいたでしょうか? オケの演奏がぱっとしなくてもひとたび歌手が歌い出すと全く気にならなくなりました。昔の歌手は凄かった!

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  • ★★★★★ 

    カラスの息子  |  島根県  |  不明  |  2013年06月13日

    ニルソンのトゥーランドットといえば、コレッリ、スコットと競演したモリナーリ=プラデルリ盤がベスト、と思い込んでいましたが、こちらもなかなか、すばらしいじゃん、と独りごちている今日このごろ。やはりスコットではなくフレーにと録音してほしかったなあ。テバルディも若いスコットにはないスケールの大きな歌唱できかせますし、ビョルリンクとニルソンの北欧コンビも聞かせます。思えばこの二人による仮面舞踏会の録音もありえたわけですよね。ショルティが癇癪を起こさなければ。コレッリの魅力には抗しがたいもののニルソンの声など遠めのプラデルリよりも声の威力が伝わってきていいですよ。これ。ニルソンのトゥーランドット、生でききたかったなぁ。

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  • ★★★★★ 

    広島のパヴァンヌ  |  広島県  |  不明  |  2013年06月13日

    やはりSACDはいいですね。アイススケート荒川静香のイナバウアー金メダル獲得から「トゥーランドット」に関心をもった人も多いと思います。実は今年(2013年)3月に地元広島で「トゥーランドット」公演があり,その充実ぶりにより観客は大変深い感銘を受けていました。このSACDは,その実演の音響と同等のものをそのまま家庭の装置で再現できる素晴らしいディスクだと思います。ブックレットによる演奏時間は(第一幕29’37”,第二幕43’00”,第三幕39’49”),快調なテンポで全曲を駆け抜けます。歌手陣はどこにも穴がなく充実し,オケもなかなかの力演を行っています。カラフのビョルリンクも素晴らしいですが,特にニルソンとテバルディの歌唱には大変な凄みがあり,聞き手を強く興奮させます。残念なのはどういうわけかオケの響きが薄めなことです。そのため,オーボエやブラス等の音が全体の響きにうまくブレンドしているとは言えず,好印象を与えきれません。しかし,演奏自体は大変な熱演です。ラインスドルフの指揮はオケや声楽陣の情熱的な演奏を引き出した立派なもので,特に第三幕のクライマックスの盛り上がりは感動的です。しかし,第一幕ではオケと声楽でのタテの線の不揃いが散見されたり,第三幕でしばしば入れられる間の効果に当たり外れがあったりします。「誰も寝てはならぬ」では,やや緩やかすぎるテンポと非効果的な間によって間のびし,曲名にも関わらずやや眠たくなる印象があり,どうにかならないのか,何もしないでくれと感じたりしました。こういった所がラインスドルフの評判を高めない要因なのでしょう。と言うわけで??も幾つかありますが,全体的な力演と実演さながらの音質により,評価は最高ランク。細かなことにこだわらなければ十分楽しめますよ。

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  • ★★★★☆ 

    にゃおにゃお金  |  市川市  |  不明  |  2008年08月13日

    主役の3人は勿論、脇役に至るまで豪華キャストを揃えた、まず今日では実現不可能な名録音。聴かせどころのたびに、名歌手たちが「さあ俺の(アタシの)出番だ!」とばかりに、個人プレイ丸出しの張り切りぶりを見せるのも微笑ましく、オペラの古き良き時代を思わせる。2枚目冒頭の「謎は3つ、死は1つ!」の箇所など「ここまでやるか!」と思わせる物凄さ。ラインスドルフの指揮は、世評ほど悪くはないと思うが、オケの力量はイマイチで、その点だけが物足りない。とは言え、必聴の1枚である事は確か。

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  • ★★★★★ 

    オペラかじり虫  |  西宮市  |  不明  |  2008年07月21日

    ソプラノ2人、テノールと3役が並び立った名録音。お買い得価格による発売は、これからこのオペラを楽しみたいというリスナーにも最適のもの。ラインスドルフは、わが国では低い評価しかされていませんが、なになにそんなことは気にせず聴きましょう。 カラフのアリアだけが突出して知られたために、東欧圏の中規模オペラ団が気軽に持って来ますが、オペラ史上最後のグランド・オペラは、まずこのサウンドで楽しみましょう!

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  • ★★★★★ 

    ito  |  横浜  |  不明  |  2008年05月21日

    この曲の決定盤ディスクでしょう。カラフのビョールリンクが他では味わえない最高のカラフを演じています。 ニルソンも凄いですが、もう一つ凄いのは、リューがテバルディということ。兎に角圧倒的な魅力に感激です。

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  • ★★★★★ 

    Fujio@Tuba  |  愛媛県かな。  |  不明  |  2006年05月05日

     この曲は、はじめて聴きましたが、この演奏は本当に素晴らしいと思います。録音も思ったほど悪くない、というよりこの年代にしては良いですよ。一回聞いてみる価値はあると思います。嗚呼、名曲ですね。

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  • ★★★★☆ 

    kv492  |  群馬県  |  不明  |  2004年03月31日

    50年代後半から60年代にかけての、RCAの一連の出張録音ものの中では出色のものです。 とにかく歌手が豪勢で、かなり下り坂のビョルリング、テバルディもこの曲なら衰えは見せません。 問題はラインスドルフ。 プッチーニのオペラって、ワーグナー以上に、歌付き管弦楽曲ふうなのに、このような表現意欲の弱い棒ではいかがなものか。 カラフ以外は劣るまたは同等の歌手陣とはいえ、マーラーの交響曲のように振ったメータ版の方が全体としては優れていると思います。

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    Waldvogel  |  Neu Schwanstein  |  不明  |  2004年03月30日

    テバルディのリューは、インゲボルクとの共演でも録音されていますが、歌い方が全く違う!多分100回歌ったら、100回とも歌い方違うんでしょうね。あったり前か?

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  • ★★★★★ 

    Emmanuel Kent  |  大阪  |  不明  |  2004年03月20日

    まさにドリームキャストですね!にニルソンのトーランドット(EMI盤と甲乙をつけにくいです)、テバルディのリュー、ビョルリングのカラフ、この3人でもう言うことはありません。ニルソンは、ヴァーグナーだけでなく、イタリアオペラでも凄かったんだと実感できます。「マクベス」も聴いて欲しい名演です。この時代の録音なのに、本当に素晴らしい音ですよ。

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