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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD アルプス交響曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

アルプス交響曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

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  • ★★★☆☆ 

    sinfonia  |  熊本県  |  不明  |  2017年08月03日

    この年代のデジタル録音はあまり評判が良くなくギラギラした固い音質など大いに議論されていました。CD化されリマスターが施されてとても聴き易くなっています。しかもこのカラヤン盤には彼自身の意向でLP用とCD盤用の録音が存在していますね(DVDや海賊盤は除きます)。A面からB面に切り替えるための大胆な頂上にてでの彼独自のフォルティッシモで終わるカット(これはいささか違和感を御簿ます)にびっくり!夜明けから日の出にかけて高揚感を演出したのはあのベルリンフィル特有のバスドラムのトリルのクレッシェンドの力強さはLPでは聴く者をわくわくさせたものでした。しかしそれがCDでは弱くなってしまって力不足感を覚えました。そして登山における彼方から聞こえるアルペンホルンの幻想的な演出にうっとりしたものですが、CDはしっかりステージ上でブォーブォーと吹かせていて肩透かしを食らった感が否めません。そして嵐と雷鳴でのウィンドマシン(おそらく電子音での演出)がLPでは迫力を随分堪能しましたがCDでは殆ど前面に出て来ず音楽を聴かせるための修正だったのかもしれませんね。今になって思うとこの曲に限ってはLP時代の音質が凄く迫力を覚えました。今はLPをCD-Rにコピーしたものを聴いてスクラッチ音も含めて楽しんでおります。

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