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ムソルグスキー(1839-1881)

CD 『ホヴァンシチナ』全曲 ゲルギエフ&マリインスキー劇場管、ボロディナ、ガルーシン、他(1991 ステレオ)(3CD)

『ホヴァンシチナ』全曲 ゲルギエフ&マリインスキー劇場管、ボロディナ、ガルーシン、他(1991 ステレオ)(3CD)

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年03月09日

    『ホヴァンシチナ』、作曲者が未完成のまま残し、他の人の手によって完成され上演可能となりました。オッフェンバックの『ホフマン物語』と同じパターンかな。そのことで評価としてはいろいろと問題が出るのでしょうけれど、この作品が聴けるようになったことはなんという幸せでしょう。全編まことに美しいオペラであります。特に第2幕の開始の場面や第4幕始めの女声合唱など、実に印象的で魅力的であります。そしてここに聴くゲルギエフ率いるキーロフの面々とソリスト陣、まことに立派な演奏ではないでしょうか。いかにもロシア的なテイストを振りまきつつ、でも仕上げは丁寧でしっかりしたものです。この魅力的なオペラに親しむに絶好のディスクでありましょう。録音も優秀。大いに堪能いたしました。私事ながら、先週ロシアへ行っておりまして、まさに「モスクワ川の夜明け」ってなとこでした。(^_^)

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2012年06月02日

    ショスタコーヴィチのオーケストレーションを基にした録音。 なによりも作品が素晴らしい。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年06月18日

    「ホヴァンシチナ」は、未完成のままムソルグスキーが世を去ったこともあって、「ボリス・ゴドノフ」に比較して不当にも世評が低いと言わざるを得ない。しかしながら、R・コルサコフやショスタコーヴィチなどによる編曲によって、優れた完成版が生み出されており、その内容の深さにおいて、「ボリス・ゴドノフ」にも匹敵する傑作であると私としては考えているがいかがだろうか。R・コスサコフ版はイマイチの出来だと思うが、ショスタコーヴィチ版は、ムソルグスキーの草稿にまで踏み込んだ大変優れたものだと考える。本盤のゲルギエフによる演奏は、ショスタコーヴィチ版をベースとして、ゲルギエフならではの編曲を施したものであり、特に、終結部に大きな違いがある。私としては、ショスタコーヴィチ版のラストのモスクワ川の夜明けの主題の再現が効果的で素晴らしいと思うのだが、ゲルギエフ版のように、悲劇的な殉教で締めくくるのにも一理あるとは思う。演奏も、ロシア的なあくの強さと緻密さのバランスに優れたゲルギエフならではの超名演であり、独唱陣も合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。それにしても、ムソルグスキーは偉大だ。同時代のチャイコフスキーは当然として、ロシア五人組のR・コスサコフやボロディンなども西欧の音楽を意識して作曲をした(だからと言って、これらの作曲家の偉大さに口を指しはさむつもりはない)が、ムソルグスキーはあくまでも西欧音楽に背を向け、ロシア音楽固有の様式を目指そうとした。その強烈な反骨精神には拍手を送りたいし、アル中による早世を深く惜しむものである。

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