『ラクメ』全曲 プラッソン&トゥールーズ・キャピトール管、デセイ、ダム、他(1997 ステレオ)(2CD)
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2010年03月10日
ビゼーの歌劇『真珠採り』と同じく、東洋(インド)を題材とした東洋趣味の作品だが、ヨーロッパ人が東洋の中に入っていくという点ではプッチーニの『蝶々夫人』に近い。(『真珠採り』はセイロン島が舞台でヨーロッパ人は登場しない。) ラクメを歌うナタリー・デッセイ、ニラカンタを歌うヨセ・ファン・ダムよりもジェラルドを歌うグレゴリー・クンデが一番素晴らしい歌唱をしているように思う。(今回初めてこの歌手を知った。) 音楽も美しい旋律が多く、第一幕のラクメとマリカの二重唄が特に美しい。 第二幕のダンス曲もバレー音楽の作品で知られるドリーブの個性がよく出ている。 しかし東洋を題材にした割には音楽的には東洋的な感じはほとんどしない。 プラッソンのフランス・オペラのCDではグノーの『ミレイユ』やマスネの『ドン・キホーテ』、『エロディアード』。オッフェンバックの『美しいエレーヌ』、『パリの生活』、『ペリコール』。マニャールの『ゲルクール』、ルーセルの『パドマーヴァティ』の国内版の発売を待ちたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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