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プッチーニ (1858-1924)

Blu-ray Disc 『トゥーランドット』全曲 ゼッフィレッリ演出、ネルソンス&メトロポリタン歌劇場、グレギーナ、M.ジョルダーニ、他(2009 ステレオ)

『トゥーランドット』全曲 ゼッフィレッリ演出、ネルソンス&メトロポリタン歌劇場、グレギーナ、M.ジョルダーニ、他(2009 ステレオ)

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    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2014年07月12日

    作品のスケールの大きさ、ゼッフィレッリ演出に文句の付けようがない。ドミンゴはいないが、22年の時を経て映像の解像度は増し、当プロダクションの輝きは更に増した。最大の瑕疵は、英語字幕の不備や日本語字幕がない云々でなく、伊語字幕がないこと。これは本当に残念、日本人でも日本語カラオケに日本語字幕がないと違和感があるのと同じ。にも関わらず「英語字幕のタイミングが大きくずれたままという欠陥商品だが、日本の消費者にはさして問題なかろう」という、上から目線のレビューを読むと悲しい。英語オペラでないのだから、伊語字幕がなくて細かいニューアンスを読み取れない事の方が悲しいことでは?理屈抜きで、誰も寝てはならぬ(Nessun dorma)を伊語字幕で歌える喜びの方が、オペラ鑑賞の醍醐味の一つ!

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2014年01月03日

    ゼッフィレッリによる、例の豪華絢爛演出。ブルーレイの威力絶大で映像はとってもきれい。但し、総じて舞台がやや暗いのかなあ、特に第1幕はいささか細部が見づらいかもしれません(うちのテレビがボロいからかな)。映像作品としては、もちろん前のレヴァイン指揮・マルトン&ドミンゴによるものと比べてしまいます。演奏の「柄」といいますか、スケールでは明らかに前回が大きいですねぇ。オケとコーラスをガンガン鳴らしたレヴァインの指揮、姫と王子を見事に演じ切った二人の主役はやはり大したものでした。エキゾチック&ドラマティック・オペラとしての『トゥーランドット』を大いに堪能させてくれました。今回は一回り小さい「柄」で、方向性としてはややリリカルな方に傾いたかなと思います。個人的にはちょっと不満。このオペラ、実演で聴いても大迫力で圧倒されるのですが、この録音ではオケやコーラスがやや引っ込み気味ではないでしょうか。特にオケは中〜低音域がやや薄い音のようです(うちの装置ではそう聞こえました)。歌手陣はだいたい好演。ジョルダーニは高音もしっかりしていてなかなかに聴かせます。レイミー(ラメイ)とポプラフスカヤも好調。ピン・ポン・パンのトリオもいいですね。タイトルロールのグレギーナは不調かなあ。旋律線が定まらないし歌詞もちっともわからない。現場では声の威力で圧倒できますけど、録音になっちゃうとやっぱり「表現」が問題になりますやね。そこは不満。総じていかにもメトらしい大舞台の公演が楽しめますが、前回に比べると、やや小ぶりになったかなという感想です。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年08月07日

    メトの録画がブルーレイで出るようになったのは朗報。これで録画の方が画質が良いと文句を言わずに済む。衣装はリニューアルされているが演出は1987年録画と基本的に同じ。それでも真上からのショットを含めた、以前より機動的なカメラワークと段違いの高画質のおかげで、もう一度見る価値はある。指揮はきわめてスケール大きく、音楽のモダンな特質を斬新にとらえている。時に無機質に響くこともあるが、これも和声の新しさを強調したいがゆえと考えたい。グレギーナは声の威力という点ではマルトンの敵ではない。1年前のバレンシアでの録画と比べてもさらに不安定で、年齢ゆえに下降線をたどっていることは否めない。しかし、マルトンを大きく凌ぐのは巧みな演技力。姫の「弱さ」を見せようとする演唱と考えれば、それなりに説得力がある。ジョルダーニもドミンゴのような安定感、マッチョさはないが、もともと難しい役なので(リューの愛を知りながら、なぜ命を賭けてトゥーランドットの謎に挑もうとするのか、私にはいまだに彼の気持ちが分からない)、彼の一途さは意外に買いかもしれない。ポプラフスカヤは控えめながら、細やかな歌唱。役にはとても合っている。BDは第2幕終わりまで英語字幕のタイミングが大きくずれたままという欠陥商品だが、日本の消費者にはさして問題なかろう。

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