ねこの森には帰れない
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prototype | 新潟県 | 不明 | 2011年06月17日
30数年前、私は池袋で大戸屋と谷山浩子を発見した。 その谷山浩子の「ねこの森には帰れない」が、ひさしぶりに再発されるという。私が谷山浩子を聴いていたのは、もう30数年前のことだ。 当時は気恥ずかしくて、谷山浩子を聴いてるとは言えなかったが、実はものすごく好きでよく聴いていた。 で、谷山浩子の歌を最初に聴いたのが、TVでやってたポプコンの特集か何かだったのだが、私がそれを見ていた場所が、池袋にあった大戸屋という食堂。 当時、金のない学生だった私は安いメシを求めて、大戸屋食堂にたどり着き、牛メシを食っているときに「お早うございますの帽子屋さん」を聴き、谷山浩子を発見したという次第。 そのときの印象が強烈すぎたのか、いまだに谷山浩子〜大戸屋食堂〜牛メシという連想が頭から抜けないでいる。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Dinkelbrot | 群馬県 | 不明 | 2021年10月24日
私も40数年前下宿でFM放送で偶然お早うございますの帽子屋さんを聞いて谷山浩子を聴き始めた。他のどんなジャンルの歌とも違うファンタジーの世界に魅かれ今でも時々LPを引っ張り出して聞いている。この後何枚もアルバムを出しているが、やはりこれが一番好きだ。このファンタジーの世界が好きになる人はそれほど多くはないだろう、他の人に勧めようとも思わないし、共感を得たいとも思わない。ちょっと違うが、みなみらんぼうにも通じる所があるように感じる。 普段はクラシックしか聞かないが、それでもどちらかというとマイナーな作曲家を探して聞いているので、そういう方には以外と好まれるかも知れない。大バッハも聞くが、それよりも陰に咲いたフリーデマンバッハに魅かれるような。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hikari | 埼玉県 | 不明 | 2021年07月09日
手探りで作ったアルバムなのかなと思っているのでした(個人の感想です) 良くも悪くも歌謡曲(商業ベースの音楽)になっていないおかげで、今聞くと年齢不詳の不思議な音楽として聴けるんじゃないかと思います 私としてはフォークっぽいのはまだ聴けても歌謡曲っぽいと古すぎて無理と感じてしまうので、このアルバムは私にとって奇跡的なバランスでタイムレスな名盤です 歌詞はメルヘンなようでいて、別れや死の影がにじんでいてはっとします なんといってもねこの森には帰れない 帰れないんじゃなくて帰らない 返事も届かなくていい という強い決意の歌なんですよね 甘いのかなと思うと辛辣な不思議な世界 ぜひ聴いてみて0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Verdi | 神奈川県 | 不明 | 2021年04月27日
2ndアルバム、ということではありますが、谷山浩子の原点と言っていいのかと思います。まぁ、今から考えると不思議な歌を歌っていたものだなぁと思うし、今でもそうだなぁと思うのではありますが。ともあれ一度聞いてみて頂きたいと思います。「すずかけ通り三丁目」など、ただの「不思議な歌を歌うひと」ではない、谷山浩子の一面が見られます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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