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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 『スペードの女王』全曲 ジュライチス&バイエルン国立歌劇場、アトラントフ、ヴァラディ、オブラスツォワ、他(1984 ステレオ)(2CD)

『スペードの女王』全曲 ジュライチス&バイエルン国立歌劇場、アトラントフ、ヴァラディ、オブラスツォワ、他(1984 ステレオ)(2CD)

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    小田春永  |  東京都  |  不明  |  2012年12月28日

    アトラントフのゲルマンのライブではボリショイのものもあるけれども、こちらの方がデモーニッシュな面で大きく歩がある。他の歌手も良いけれど、アトラントフが全体を牽引していると言っても過言ではないだろう。ここまでやってくれればこの段階で★5つ進呈だ。 で、演奏の方はジュライチスの指揮がとにかく速い。CD2枚組なので予想はしていたが、バレエはカットされていたし、合唱も抜けてたり、、、(そう言えば、オープニングの子供の合唱をそのままカットしている演奏もあったなぁ)、、、ノーカットでCD2枚組に収まっているメリク=パシャイエフ盤より速い(藁)。なので、最後の方は気持ち息切れ感は否めないものの(なので2幕までは圧倒的な内容である)、総じて好演であったと言えよう。

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    天然芝  |  秋田県  |  不明  |  2012年04月07日

    バレエファンにはお馴染みのジュライチスの指揮が素晴らしい。 冒頭から終始異様なまでのテンションに満ち溢れ、特に各幕の後半の劇的な盛り上がりが凄い。バイエルンのオケの反応も鋭く、美しさと荒々しさを兼ね備えながらジュライチスの要求によく答えていると思う。 歌手陣では、やはり全盛期のアトラントフが抜きん出ており、自身による数種類のゲルマンの中でも出色の出来といえるだろう。オブラスツォワのドスの効いた響きも、必ずしも声の出番の多い役ではないものの、要所をよく締めている。 ヴァラディはなんとなく異質な感じがしないでもないが、ファンの一人としては貴重なオペラ全曲盤だけに大いに満喫。どこか熱病にうかされたような異様なテンションは、むしろこの役に「ハマって」いるのかも・・・ 第2幕第1場の劇中劇がごっそりカットされているのは、この公演の背景からすると解せないところもあるのだが、個人的には聞いていてだれてしまうパートなので、これもありといえば「有り」だろうか。 その第2幕以降、作品の緊張感の高まりとともに歌手、オケ、聴衆までも巻き込んで渦巻くような興奮の坩堝と化す様子がよく収められている。スペードの「狂気」は、やはりこのぐらいやってもらいたいのだ。 オペラハウスでのライヴながら、録音は極めて優秀。スペードファンなら是非手元に置きたい一組である。

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