カルロス・クライバーのドキュメンタリー“Traces to Nowhere”エリック・シュルツ監督(日本語字幕付き)
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夏のひかり | 兵庫県 | 不明 | 2011年04月11日
カルロス・クライバーの繊細な美しさを味わうならセッション録音のCDでしょうが、彼の音楽は、なんといっても見て味わうものでしょう。アレクサンダー・ヴェルナーの浩瀚な著作は、表記にたとえば「フランクフルト・アルゲマイネ・ツァイトゥング」と「フランクフルト一般新聞」が混在するなど、校正?に瑕疵が見られますが、概ねこなれた翻訳で読むことができます。しかし、なんといっても、このヴィデオで、彼の生涯は、挿入されたリハーサル映像とともに、容易に垣間見ることができます。愛車 Audi A8のV8 を駆って自宅のミュンヒェンから向かった、別荘のあるスロヴェニアのコニシツァは、繊細な美しい(還ることのできる)土地のようです。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カラスの息子 | 島根県 | 不明 | 2016年06月03日
生前、天才指揮者の名声をほしいままにしていたカルロス・クライバーのドキュメンタリー。久々に鑑賞して彼の才能のユニークさの一端を感じることができました。思えば1970年代後半にミュンヘン・オペラの一員として来日、ばらの騎士を振ったときのことが懐かしく思い出されます。天才ならではの奇行の多いことも有名でしたが、それもゆえあることだったのだということを歌手、オーケストラ団員、同僚の指揮者、演出家などの証言をまじえて描かれています。カラヤンの墓参りも欠かさず行っていたなどというエピソードも興味深いです。父親の反対も押して指揮者への道を歩んだいきさつも描かれます。晩年も決して幸せなものではなかったようなそんな寂しい思いにもとらわれますが、あらためて彼の芸術の素晴らしさに触れられたひとときでした。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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