ロ短調ソナタ、ヴェネツィアとナポリ、他 アムラン
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meji | 神奈川県 | 不明 | 2011年03月28日
ロンドンのヘンリーウッドホールでの元デッカクルー、サイモン・イードンによる収録である。楽器との距離感や音像の大きさは適度で、ホールトーンとのバランスも良好だが、やや硬質でメタリックな印象の音質はやや刺激が強いように感じる。尤もこれは録音というよりは楽器の調律やアムランのタッチによるものかもしれないが、アナログ全盛期からデジタル初期にかけて、ウィルキンソンやダンカーリーらによるアシュケナージやボレットの録音で聴かれるような、ピアノが置かれた空間ごと切り取ってきたかのような超リアルなサウンドステージの再現はもはや望むことはできないのかもしれない。アムランの演奏は研ぎ澄まされたテクニックで正攻法で作品に向かっており、不自然なアゴーギグやダイナミクスとは無縁の堂々たるものだが、やはり減点対象は、細身で冷たいピアノの音色である。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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