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ベートーヴェン(1770-1827)

CD Violin Sonata, 4, 6, 8, : 木野雅之(Vn)平沢匡朗(P)

Violin Sonata, 4, 6, 8, : 木野雅之(Vn)平沢匡朗(P)

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    Erdinger  |  神奈川県  |  不明  |  2012年12月28日

    以前、某世界的ソリスト同士の協演(競演)による全曲CDを持っていたが、聴いたのは購入当初だけ。いつの間にか死蔵品になってしまって、結局、下取りに出してしまった。オールスターゲームは年1回で充分、毎日やられたら胃がもたれる、といったところか。ひるがえって、このCDは愛聴盤。「日本人による・・・・」などという注釈抜きに、真に見事なベートーヴェン演奏。木野氏は、私自身はトリオ・ミンストレルの演奏で馴染んでいるが、瑞々しい表現と滑らかな音色が印象的。そして、シュタインベルクのピアノ、その音色の暖かさまろやかさ! 現代グランド・ピアノは、古典派、ロマン派の室内楽で、しばしば協演楽器を圧倒し、時には威嚇してしまうことが多いと感じているが、思慮深く熟達した平沢氏の奏でるシュタインベルクはヴァイオリンとよく馴染み、互いの美点を引き出す二重奏を繰り広げている。この録音は平沢氏の主導で実現したようで、自身が撮影したパッケージの写真も、色温度の低い赤みを帯びた色調が雰囲気満点である。今回の3曲、8番はクライスラー&ラフマニノフから始まって、マルツィなど、単独で録音される機会もあったが、4番と6番、特に6番は、全曲演奏・録音の機会がなければなかなか聴くことが出来ない。今、その6番がとりわけ気に入っている。このデュオによるベートーヴェン、もう一枚出ているようだからいずれ聴いてみたい。また、チェロとの二重奏や、他の室内楽でも、このシュタインベルク・ピアノは好結果をもたらしそう。

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