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マーラー(1860-1911)

CD マーラー:交響曲第3番、シェーンベルク:ペレアスとメリザンド アシュケナージ&ベルリン・ドイツ交響楽団(2CD)

マーラー:交響曲第3番、シェーンベルク:ペレアスとメリザンド アシュケナージ&ベルリン・ドイツ交響楽団(2CD)

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    コーキロマンハ  |  兵庫県  |  不明  |  2013年03月17日

    アシュケナージとマーラーという組合わせでは聴こうという気持ちが起きませんでしたが、レビューと安さにほだされて購入しました。なんと素晴らしい演奏でしょう!! 旋律の流れが自然でベルリン・ドイツ響の重厚な響きをよく謡わせていると思いました。ノイマン・チェコフィル盤のようにボヘミア的で牧歌的なぬくもりをが感じられる演奏でした。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年03月10日

    アシュケナージさんのマーラー、ディスクもずいぶん出てますし実演もあって、それなりにお馴染みであります。で、この演奏、なかなかの優れものであります。基本、安定したテンポでしっかりした足取り。オケがそれに安心して乗っかって実力を十分に発揮しております。指揮者歴を重ねてきて、単に鳴らして喜ぶ段階から進歩し、音楽が確かに構築されるようになりました(上から目線ですみません…)。アシュケナージさんのこれまでのマーラーのディスクはどこか作り物めいた不自然さが付きまとっているのですが、ここにはそれがなく、そのことがプラスに働いて全般に晴朗な気分が継続してまことに結構であります。ライヴだそうですが、ライヴゆえの感興の盛り上がりはなく、いま一つの高揚は欲しい気はしますけどね。録音は優秀。大管弦楽をしっかりとらえています。さて、実は感心したのが「ペレアスとメリザンド」の方。何ともつかみどころのない曲で、カラヤンの演奏でもピンときませんでしたが、ここではそこかしこにハッとさせる表情の変化・気分の屈折があって、興味深く聴けましたね。コストパフォーマンスの高い、まことに結構なアルバムです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年08月14日

    マーラーなど馴染みがなく、せいぜい聴くのは1番の交響曲ぐらいという方(まさに私がそうでした)にこそ聴いていただきたい録音。クーベリック、バーンスタイン、スイトナー、アバド、インバル、ノイマン・・・天下の指揮者たちがそれぞれのスタイルで名演を繰り広げてきたこの曲ですから、マーラーが好きな方々にはそれぞれ好き嫌いがあるかと思いますが、このアシュケナージはそのような先入観から解き放たれた貴重な演奏ではないでしょうか?しかもフィルハーモニア管とはシベリウス、クリーヴランド管とはR.シュトラウスというように各々のオケと決定的名演を残してきたなかで、ベルリン・ドイツ響と聴いてこれといった名録音が思い浮かばないのも事実。ところがここにあるマーラーはライヴ録音という状況下でDECCAの素晴らしい技術によりまとめられた美の結晶と言えます。すでに述べたようにマーラー演奏の先入観にとらわれることなく、指揮者アシュケナージの真骨頂であるオケをのびやかに歌わせる指揮により、ときにこの第3番にありがちな間延びした演奏ではなく、キビキビしたテンポのなかで大らかに歌い上げる自然への讃歌があります。とはいってもやはり100分の長大な交響曲なので、アシュケナージは得意の深いスコア・リーディングにより要所要所できっちりと締めており、4・5楽章の声楽の扱いも素晴らしいものです。これも既に述べましたが、ライヴとはいえ手に汗握るようなスリルや、しつこいまでに引き延ばして歌い上げるマーラーではありません。でも、音楽ののびやかさやオケの細部の緻密さはピカイチではないでしょうか? 私のようにマーラーに馴染みのない方におすすめしたい名演です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2011年09月07日

    プロデューサはA・コーナル、エンジニアはJ・ダンカーリーで、初出の経緯はともかく純粋なデッカサウンドである。 シェーンベルクはイエスキリスト教会でのセッション。デッカによるイエス・キリスト教会での録音といえば真っ先に思い浮かぶのがG・パリーが収録したカラヤンの「ラ・ボエーム」であるが、ダンカーリーが収録した本盤は、スウィートな弦と色彩感豊かな木管群が耳に心地良く、DG録音で耳に染みついたイエスキリスト教会のモノトーン気味なサウンドとも異なる透明感に富んだ、瑞々しいサウンドが心地良い。 一方のマーラーはライブ録音とあるが、録音月が6月から8月に渡っていることから、一発収録ではなく追加セッションによる切り貼りを行っているもよう。再弱音部においても客席ノイズは皆無なのでマスタリング時に相当ノイズカットを行っていると思われ、このせいかダンカーリーとしてはやや整理されすぎているように感じられるのが残念だ。しかし全体としての仕上がりは相変わらず素晴らしく、ドイツのエンジニアによるドイツ録音からはけっして聴けない、左右奥行き共に広大な音場と、コントラバスやグランカッサに聴かれる豊かな低域は実に魅力的だ。本曲の優秀録音は数多くあるがその中でも本ディスクは最高峰に位置する一枚であり、これがオケやマイクの位置決め制約だらけのライブという条件で成し得たことを考えるとダンカーリーの類まれなる手腕にただただ唖然とするしかない。蛇足ながらアシスタントを勤めたサイモン・イードンはデッカレコーディング部門の解散後、 師匠であるダンカーリーをスーパーバイザーとしてABBASという録音会社を設立した。最近ではジンマンのマーラー全集が代表作だが、 残念ながらこれらの作品でも師匠ダンカーリーが録った本ディスクのレベルには達していない。 最後にアシュケナージの指揮は、何も足さない何も引かないオーソドックス路線ではあるものの、押さえどころはしっかりと訴えており音楽そのものに集中して浸ることができる。ここではラフマニノフの交響曲集同様、アシュケナージの指揮者としてのベストフォームを見ることができる。

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  • ★★★★★ 

    よかろうもん  |  福岡県  |  不明  |  2011年04月03日

    これは素晴らしいCDだ。アシュケナージのマーラーは、チェコ・フィルとの6,7,9番も良い出来だったが、決定盤というにはやや個性が薄く感じられた。しかし、この3番は多くのリスナーを驚かせるであろう感動の名演で、この曲の決定盤のひとつに加えても良いと思う。アシュケナージは、牧歌的な曲想を最大限生かした自然体のテンポをとりながら、要所で彫りの深い表現も聴かせ、この長い曲を全く弛緩させることなく進めている。オーケストラも技巧、音色ともに申し分なく、中でも大活躍する金管群はベルリン・フィルも真っ青の、超人的な演奏を聴かせている。冒頭のホルンや、第3楽章のポストホルンの素晴らしさに大拍手。声楽陣も好調で、近めに収録された克明なコーラスは演奏にメリハリを加えている。録音も最優秀で、ライヴのハンディを全く感じさせない。併録のシェーンベルクも名演であり、値段を考えると実にお買い得なディスクといえよう。

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    作響  |  東京都  |  不明  |  2010年12月26日

    これは超掘り出し物の名演。シャウシュピールハウスでのライブ録音というのが相当プラスに働いているようだが、とにかく予想以上に熱い、歌う、泣く、しなる。95年収録とのことだが、かつて80年代末にこのオケが来日した際、指揮法が未熟なアシュケナージをフォローしながら、切れ味のよい見事な春祭を披露していたのを思い出した。優秀な欧州オケの文化レベルの高さを痛感。ライブながら録音もよく、女声合唱団の巻き舌もよく聞こえるほど(笑)。「アシュケナージのマーラーなんて…」という人もきっと満足できる激安のマラ3。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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