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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第7番、第8番 レーグナー&読売日本交響楽団

交響曲第7番、第8番 レーグナー&読売日本交響楽団

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年04月13日

    東独出身の指揮者の一人レーグナーはすでに70歳代初めに亡くなってしまっているのですが読売日本SO(YNSO)を振ってのベートーヴェン交響曲全集録音盤を残して日本には馴染みになりました。私は別盤で本交響曲第7番演奏を聴いていますのでコメントさせていただきます。1986年(レーグナー57歳頃)、勿論日本でのライブ録音で先の全集のトップバッターではなかったかと思います。演奏タイムとしては@12’10A8’24B9’09C6’23とやや全体速度は速めの印象を受けています。YNSO自体割りとベッタリした色合いの音色で最近のトレンド奏法からすると余計そういう風に聴こえ何かしょっちゅう鳴りっ放しという感も持ちました。多分ライブ故の高揚感も手伝って更にレーグナーの運び方によるのでしょう。第1楽章、最初ゆったりかなと思ったのですが高音が勝った序奏部はテンポを速め「間」を活かしつつ展開主部へ突入します。弾力性溢れたエネルギッシュさはありますが決してこの曲面を特別扱いしておりません。第2楽章での出だしスタッカートを少し均してメロディ的に強調する処は特徴と言えば特徴・・・これで良いかどうかは全体とのバランスなのでしょう。正直な処はやや表情面が退屈しつつあった時に〆の強いピチカートでアクセント付けしています。第3楽章のトリオでの盛り上げと管楽器の持続維持が効果的で少しホッと息継ぎをして終結部へ・・・。最終楽章は大変ハイスピードで少し前のめりがち、途中音をなめしたり工夫をしているけれどふっとただ鳴っているだけと隙間風が・・・。しかし最後凄いエネルギーの奔流がそれを救いました。「リズムの権化」と呼ばれるこの曲の全体の流れで予断出来ない部分があったりしてマァ面白い演奏だつたのですが私の聴いたのはライブなのに終わりの拍手が無いのが頼りなく思いました。第8番は未聴なのでOKランクとしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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