Oboe Concerto: Leleux(Ob)Harding / Swedish Rso +suite: Leleux / Pris-bastille
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パパムーミン5145 | 東京都 | 不明 | 2010年08月31日
ルルーさらなる新次元へ!ホリガーの啓示の終焉。そのデヴュー盤(FHM)から、バイエルン放響時代、SONYへの数々の録音。そして、昨日CSで、ヨーロッパCO.での町人貴族を、視たばかり。そして、本CDを聴いた。デヴュー盤では、才能を、認めつつも、未だ練り切られていない、控えめな録音だった。その後、愛器マリゴーに、自分の意見を持ち込んで、モデルを完成。その 楽器の 鳴り を誇る様な、演奏に、いささか 戸惑っていた。しかし、当盤。すべてのOBを 愛する方々へ、納得、感心、頂ける変貌の記録と あい成った。ホリガーの鋭い音色と、音楽性。誰もが舌を巻き、ひれ伏さざるを得なかった、録音。 R.STRAUSSは、MOZARTへのオマージュとして、この曲を書いたと 残っているが....ルルーは、鳴りを誇る事を、やめ、これ程のピア二シモを、二ュアンスを、あたかも、MOZARTの曲であるかのごとく、紡いでゆく。それは、OBという楽器の制約を、凌駕して、音楽そのものを奏でている。これ程、技巧的に、聴こえ無い音楽そのものの 愉悦に満ちた録音を聴いて、ホリガー時代の終焉を感じた。ルルー 恐るべし。皆様に、御一聴頂きたい。ハーディングも、カルミナでは、失望したが、見事な共演としか言いようの無いバックアップである。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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