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シューマン、ロベルト(1810-1856)

Hi Quality CD 交響曲第3番『ライン』、第4番、『マンフレッド』序曲 サヴァリッシュ&シュターツカペレ・ドレスデン

交響曲第3番『ライン』、第4番、『マンフレッド』序曲 サヴァリッシュ&シュターツカペレ・ドレスデン

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年04月26日

    LPでもCDでも聴いたが曲を知るには良いが、演奏自体は常識的でそれ以下でも以上でもないという印象に変わりはなかった。才気だったところなどほとんど聞かれず、どこか楽譜という枠内で忠実に演奏しているという感じがする。こういう演奏ならエッシェンバッハの演奏に似ていなくもないが、同レヴェルの演奏では2種のクーベリックのシューマンのほうにより魅かれる。

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  • ★★★★★ 

    よしお  |  大阪府  |  不明  |  2013年04月11日

    3年前のシューマンイヤーの年に、4番を中心に10枚も集めて随分聴きましたが、この曲は“若者の生きることに対する本能的な不安”を綴ったものだと思っていました。 サヴァリッシュからは逆に“生きる喜び”も入った曲だと感じられて嬉しくなりました。 目から鱗? 喩えがが間違っているかもしれないけれど、この曲の印象が全く変わってしまいました。 サヴァリッシュは若いときから好きな指揮者でしたので、この機会に持っているCD等を調べてみて驚きました。保有数は何とたったの5枚だけでした。 専門的なことは全く分からないけれども、サヴァリッシュは強い個性のある指揮者では無かったのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年11月20日

    壁崩壊以前のドレスデンシュターツカペレの豊麗な響きを聴くための1枚。ドレスデンやチェコのホルンのサウンドは独特の癖があるのだが、そうしたオケの個性的な輝くサウンドを武器に、端正な表現で速めのテンポでよどみなく上品に演奏している。熱さや壮大さは薄いが、飽きの来ない演奏である。カラヤンのマイスタージンガー同様、と当時のEMIらしく、響きの全体の雰囲気を重視した録音だが、個々の楽器の音色がもっと楽しめたら、と惜しまれる。サヴァリッシュはN響でもシューマンの交響曲をよく取り上げており、10年ほど前には4曲すべて演奏している。オケは物足りないが、表現の深みが出ており、そちらも何らかの形で発売されることを望みたい。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2012年05月30日

    かつて名演だと思えたCDに巡り合わなかったせいか、サヴァリッシュという指揮者にはまったく興味を持っていませんでした。先日シューマンの第4番を聴いて「あれ、こんないい曲だったかな?」と思いなおし、全曲を聴いてみるに至ったのですが、4番以外では2番に惹かれ、次に3番がよいと思います。 演奏は極めて正統的で、ただひたすらに正統的に演奏したらこうなった みたいな、一見面白みのないアプローチですが、なぜか耳を奪われてしまいます。曲そのものよりも、演奏に耳を傾けている…みたいな気分です。そのせいでしょうか、3番などは曲自身の面白さが後退して、充実したオケの魅力が印象的です。要するにサヴァリッシュのシューマンを聴くときには、「春」とか「ライン」と言った表題を念頭におくのではなく、純音楽的視点(聴点?)で鑑賞するとよいということなのかもしれません。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月02日

    サヴァリッシュ、’73年の東欧の木質の美音にも例えられる、ドレスデンと組んだ演奏は、躁状態のシューマン、活気に溢れ、定評高いだけあって、ニュアンスにも富む立派な演奏。いいですね、若々しさも、塾年の甘いも吸いも噛みしめた、何だか「春」、心地よい気分にさせてくれる演奏。私、シューマンのシンフォニーは、あまり好きになれませんでしたが、ムーティ、バーンスタイン、チェリビダッケ、このサヴァリッシュは別。理知的、堅実演奏のサヴァリッシュさん、気合の入った演奏で見直しました、シューマンは、なかなか、面白い聴き応えのある音楽だと言う事を教えて頂きました。名匠、サヴァリッシュ、流石。

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  • ★★★★★ 

    通りすがり  |  大阪府  |  不明  |  2011年01月18日

    どうも某評論家をよくお読みになる方にはサヴァリッシュの評価は低いようですね(挙げられているCDから類推)。人気がイマイチ(人気がイマイチの人が何年も日本にきますかね?レビュアーさんにとって人気がない(=すきじゃない)だけでしょう)とか、2流のベーム(ベームとは音楽作りの方向性が違いますね。あそこまで凝縮しないのがサヴァリッシュ)とかウドの大木とか、没個性とか・・・。嫌いでも結構ですけど、そういう個人的な好き嫌いを先に述べてしまうのっていかがなものでしょうか。いやいやそういえば、そういう論旨展開は某先生の常套手段でしたね・・。普段はけなしておいて、たまに気に入ると推薦するという。よく言えば「是々非々」悪く言えば「気まぐれ」。しかし、官能評価において「是々非々」って。 ネガティブ評価と、他に演奏を挙げておいて最後の数行「没個性サヴァリッシュの数少ない名演である」という。数少ない名演という評価に至った経緯が興味深いですね。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年11月16日

    サヴァリッシュは、NHK交響楽団の名誉指揮者として、我が国では非常に名が知られた指揮者ではあり、本場ヨーロッパにおいても早熟の指揮者として注目を浴びた時期もあったが、人気という面ではイマイチ。演奏は、良く言えば、特にドイツ音楽において、正統的なアプローチをする職人指揮者ということであるが、はっきり言って四角四面で面白みのないものが多い。要は、聴き手を唸らせるような個性がどこにも見当たらないのである。同様の職人肌の正統派の巨匠としては、ベームなどが掲げられるが、ベームには、特に壮年期について当てはまるが、厳しい造型美と凝縮化された生命力の輝きがあった。ところが、サヴァリッシュにはそれすらも感じられず、正にウドの大木のような愚鈍な印象があり、二流のベームなど誰も聴きたいとは思えないのではないだろうか。そんな没個性的な指揮者であるサヴァリッシュによる数少ない名演が、このシューマンの交響曲全集だ。もちろん、第3 番にはシューリヒト&パリ音楽院管(新しいものではジュリーニ&ロス・フィル)、第4番及びマンフレッド序曲にはフルトヴェングラー&ベルリン・フィル(新しいものではヴァント&ベルリン・ドイツ交響楽団(第4のみ))という個性的な超名演があり、それぞれの交響曲の最高の名演で構成されているわけではないが、4曲揃って水準の高い名演で構成されているという意味では、素晴らしい全集と評価すべきである。ドレスデン国立管弦楽団のいぶし銀の音色も、本演奏の魅力の一つと言えるところであり、正に最大公約数的に優れた名演と言えるだろう。HQCD化によって、音質がさらに鮮明になった点も、本盤の価値を高めることに大きく貢献している。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年07月19日

    交響曲第3番「ライン」演奏についてメモさせていただきます。私はLPベースで聴いていたものでもう諸評論家からも語り尽くされた演奏盤で、代表的なシューマン交響曲全集の中の一曲です。1972年SKDを振っての当時まだ49歳の持ち前の手堅さと何と言っても覇気がある頃の演奏です。演奏タイムは@8’51A6’39B5’26C6’50D5’31と過不足感はありませんがSKDのサウンド・・・木の温もりというのか実に円やかで(時折出て来るペータ・ダムの溶け込むようなホルンも古いドイツ風というのか懐かしい感じがしますね)、それにやはり真面目アプローチで楷書的なサヴァリッシュ指揮が妙にしっくりしています。第1楽章出だし奔流の様な勢い、早めのテンポで進みつつ確信はあります。アゴーキクを効かした第2楽章、一層円やかさが顕著な第3楽章そして例のあのケルン大聖堂を思わす構築性を明確に進む第4楽章、最後の楽章は気分を切り替えてフィナーレへと。最近サヴァリッシュ氏はどうしているのでしょうか。もう90歳に近いでしょうが元気なのか・・・NHKSOの指揮姿が我々の年代では懐かしいです。第4番は未聴ですので素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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