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モーツァルト(1756-1791)

CD 交響曲第39番、第40番、第41番、フリーメイソンのための葬送音楽 ヨッフム&バンベルク交響楽団(2CD)

交響曲第39番、第40番、第41番、フリーメイソンのための葬送音楽 ヨッフム&バンベルク交響楽団(2CD)

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年01月14日

    ヨッフムがかつて首席指揮者を務めた日本ではもう一つ知名度が低い実力派オーケストラ・・・バンベルクSOを振って1982年(ヨッフム80歳)に収録したモーツァルト後期三大交響曲集でヨッフムにはこの三位一体曲中一番向いており聴いてみたいと個人的に私が思った「ジュピター」交響曲(演奏タイム@12’17A9’31B4’58C9’02)についてメモ入れさせていただきます。全体的には彼の老紳士的風貌・人柄をそのまま反映した様な演奏で悠然とした曲運びはタイム的にも一部反復演奏ではあるもののゆっくりした印象を持ちました。やや明るいトーンでスタートした第1楽章はしっかりしたペースで進めヨッフムの佇まいが眼前に浮ぶ感じがします。下手すれば平板に感じるくらい特に誇張してはいないのですが絶妙なテンポ感は流石!第2楽章は結構「起伏」感があり情緒的な表現はロマン派音楽の様でこの楽章後段ホルンを伴う〆でのソフトランディングも印象的であります。第3楽章は前楽章からすればトリオの中間部を除いてテンポは速めに感じました。間を置かずすぐ始まる最終楽章はしなやかな運びでギクシャク感というかギリシャ彫刻的な感触は無く自然な運び、五つの動機の絡み合いを曲構造を明確化しつつ時には重たいシンフォニックさ?が快いですね。さて、ヨッフム自身もジュピターが取り組み易かったのか他録音がそれもバラエティあるオーケストラで幾つか残っており1941年BPOを振ったもの、1960年ACOを振ったもの(タイム@11’39A8’55B4’32C8’44)、同じく1960年東京SOを振ったもの、1973年ヨッフムには珍しいボストンSOを振ったもの(同・・・反復カット@8’25A9’01B4’43C8’44)そしてベーム追悼演奏会に1981年これも面白い組み合わせでVPOを振ったもの等がHMVカタログには見られます。本盤残りの収録曲・・・交響曲第39番(同@11’19A9’00B4’03C7’53)、第40番(同@8’15A8’04B4’52C9’19)、フリーメイソン葬送曲(同5’34)は未聴ですので★一つ保留しておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2011年12月28日

    音楽を聴く人ならば、ヨッフムの、モーツァルトは、聴いておくべし、と、言いたくなるなるような、成熟の演奏。流石に、やや遅めで、中庸ですが、瑞々しく、音楽を聴く喜びを、与えてくれます。オイロディスク/RCAの、モーツァルト35、36,38番等とともに、目からうろこが落ちる、自然な名演。晩年のヨッフムが、これらの味わい深い演奏を、ハイドン、ブラームス(ロンドンフィル)、ブルックナー(来日公演)などで、残してくれたのは、有難い、貴重。活きた音楽が、ここには、あります。モーツァルトの18世紀のブルース、生きる事は、しんどいこったな、でも、生きて行く価値は、創造する価値はあると、知らしめてくれる至宝の、名演奏。39番の2楽章は、深いため息をついてしまいますし、切迫感や、目の前にぶら下がっている生と死、思わず微笑んでしまう様な、悲しみと慈愛に満ちた、愛の絶品音楽。

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