ゴルトベルク変奏曲 シュテーンス(クラヴィコード)
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Gouldwani | 北海道 | 不明 | 2010年09月07日
もしかしたら、バッハも自宅でゴルトベルクを演奏したかもしれないが、やはり、あえて2段鍵盤用に作曲されたものである。全曲を演奏することはこの録音を聞いてもなかっただろうと想像するが、きっといくつもの変奏曲はクラヴィコードでも奏でられたのではないだろうか。この曲への器楽奏者たちの特別の思いがそうさせたように、実力派オルガニストのシュテーンス氏もバッハへの敬意を持ってクラヴィコードによる演奏を記した。楽器の限界性は感じられけれども、すばらしい演奏に違いはない。 録音レベルが低いので、アンプのボリュームをあげなければならないが、小さな珠玉の音の広がりを静かに聴くのも一興である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 2010年08月22日
J.S.Bachの作品中で、珍しくほぼ2段チェンバロのためと確定しているGoldbergを、あえてクラヴィコードで演奏する意図はさておき、相当の技術的困難を克服しての録音であったのは容易に想像できます。その意味では演奏者の技術と苦労には拍手をおくるべきでしょうが、残念ながらCDに刻印された演奏はその苦労に充分報いたものとは言い難いようです。恐ろしく古い話ですが、Bachのかなりな作品をクラヴィコードで録音し、名演を残したR.KirkpatrickでもGoldbergとイタリア協奏曲はチェンバロで録音してますが、その意味がこのCDを聴くと逆によく判った気がしました。誠実な演奏と思いますが、存在意義は資料的な価値に留まると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古楽器奏者 | 東京都 | 不明 | 2010年08月05日
クラヴィコード、もしくはペダルクラヴィコードによるバッハは何枚か出ているので珍しくないが、2段チェンバロのための『ゴルトベルク』をクラヴィコードで弾くというのは興味深い。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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