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プロコフィエフ(1891-1953)

SACD 交響曲第1番、第5番 アシュケナージ&シドニー交響楽団

交響曲第1番、第5番 アシュケナージ&シドニー交響楽団

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    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月03日

    ガヴリリュクと組んだピアノ協奏曲全集と並行して録音されたプロコフィエフの交響曲2曲を収めたアルバム。シドニー響との録音も佳境を迎えつつあると思われるアシュケナージですが、オクタヴィアのシドニー・オペラハウスでの録音もようやく腰が据わってきた感があり、ホールの響きを十分に生かしながら各楽器をバランスよく収録できていると思います。私はこれまでこのコンビでの録音としてはラフマニノフの交響曲第2番しか聴いていないのですが、そちらはアンサンブルにも綻びがみられ、ホールの響きもいまひとつという感じを受けたのですが・・・。そもそもアシュケナージはラフマニノフの1回目の録音がコンセルトヘボウという極上の楽器を使ってのものでしたから、劣って聴こえるのも仕方ないかと思いますが(笑) 脱線してしまいましたが、こちらのプロコフィエフに関しては私は前回の録音を聴いていないので比較はできません。しかし、おそらくそれらに劣らないほど精緻なアンサンブルと、会場の響きを熟知したオクタヴィアのエンジニアたちによる素晴らしい録音が堪能できることと思います。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年04月25日

    プロコフィエフの交響曲の中で、最も人気のある2大交響曲をおさめた好企画CDだ。いずれも、楽曲の魅力をダイレクトに聴き手に伝えてくれる佳演であると思う。いわゆる個性的な表現には乏しいが、だからと言って演奏が平板ということにはならない。第1も第5も、やや早めのテンポをとりつつ、ここぞという時の力強い迫力や、抒情的な箇所の歌い方にもいささかの不足はなく、何と言う素晴らしい曲だろうと思わせる。こう言った、楽曲の魅力を、オーソドックスな表現によって、ダイレクトに聴き手に伝えるということが、実はアシュケナージの個性と言えるのかもしれない。シドニー交響楽団の健闘も称賛しておかなければならない。エルガーやラフマニノフの交響曲・管弦楽曲集では、オーケストラの力量にいささか疑問符をつけたくなるような箇所も散見されたが、本盤の両曲の演奏を聴く限りにおいては、そのような不安は微塵も感じられなかった。これは、アシュケナージ&シドニー交響楽団のコンビが軌道に乗ってきたことを表す証左であり、今後録音される他の交響曲やピアノ協奏曲にも大いに期待を持てるものと言える。SACDによる極上の高音質も素晴らしいの一言であり、エクストンも、漸く、このコンビの録音会場であるシドニー・オペラハウスでのベストのマイクポイントを会得したのではないかとも感じた。

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