ブルックナー:交響曲第3番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ウォルトン、モーツァルト セル&ウィーン・フィル、グルダ(1966、68)
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おっさん | 東京都 | 不明 | 2012年03月25日
セルの録画といえば、クリーヴランドとのものはドキュメントで細切れ、シカゴ響とのものは全曲演奏とはいえスタジオ録画と、今ひとつ満足できるものではなかった。元々映像の少ないセルだけに、各曲の演奏を、臨場感溢れる映像(つまり、コンサート映像)とともに味わえる本DVDは、セルファン必携のアイテム。ウォルトンの変奏曲では、いつもは暗譜で指揮するセルが、でっかい譜面をめくりながら指揮する姿が楽しい。また、終演後、セルの招きに応じてウォルトン自身が登場するのも貴重。静謐な「皇帝」第二楽章では、ざわめく聴衆を睨み付け、黙らせてから開始するなど、見所満載である。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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