トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブルックナー (1824-1896) > 交響曲第7番 ジョルジュ・プレートル&ベルリン・ドイツ交響楽団(2006)

ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第7番 ジョルジュ・プレートル&ベルリン・ドイツ交響楽団(2006)

交響曲第7番 ジョルジュ・プレートル&ベルリン・ドイツ交響楽団(2006)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★☆☆☆☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2021年03月04日

    ズバリ言わせてもらうなら、この人にはブルックナーは不向きです。出てすぐ買って持っていましたが、すぐ売ってしまいました。つまらない、デリカシーのない演奏でした。8番も同様で、売ってしまいました。しかし、なぜ皆さん、こんなに高い評価ができるのでしょうか?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2014年03月06日

    第一楽章が速く、多少の緩急がある。コーダが速いのは、アッチェレランドの指定を守ったからだろう。このタイプの演奏には、ブロムシュテッドとドレスデンの録音がある。スケール感は失われて、20世紀のブルックナー演奏様式から若干外れるが、この演奏の場合は、それで良いと思う。第二楽章と第三楽章は普通のテンポ。スケルツォのトリオは、速めだが、よく歌っている。最終楽章の快適なテンポで、もたれない。この曲の頂点を、第二楽章において、全体の設計を良く考えた末の演奏と思われる。録音は、ライブ録音とは思われないくらい良いし、オケの乱れも少ない。コーダの解決和音から数秒置いて拍手が始まるのも良い。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    ダルマ人間  |  茨城県  |  不明  |  2013年06月25日

    安価だったときに買いました。お洒落で、ちょっと気障で、ウィットに富んだブルックナーなんて想像できるだろうか?(誤解を承知で言うと「プーランクみたいな」という形容。プレートルはプーランクの使徒的指揮者。)プレートルはいままでのブルックナー指揮者が試したことのない(そんな気すら無い)アプローチで料理している。(彼の芸風には、シェフとかスタイリストという言葉がすごく似合う。)シューリヒトのようだというレビューにあるように、決して重くゴツくならないように音作りをしているし、ゲネラルパウゼもトゥッティもほとんどタメずにスイスイ進む。と思えば、休息をとるかのようにゆったりと羽を伸ばしている箇所もある。そしてスケルツォのステップの足取りの軽いこと。確かに全体は颯爽としているがそれだけでなく、掴みどころのない楽想、とりとめのない楽想を実に洒脱に「着飾らせている」ので、普通のブルックナー観からすると軽々しいし、煩わしいことこの上ない。そういう点では前の方のご指摘通り、芸風としてはマーラーのほうがウケるだろう。個人的には最初は「ちょっと無茶だなあ」と思ったが、「こういうのもアリか、さすがにキャリアが長い人だし珍妙な説得力がある」と慣れてしまった。合わないと思ったら、しばらく距離を置いて、忘れた頃に聴くといいかも。値段はもとに戻ってるので、常道のブルックナーに飽きが来ちゃった人向け。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年02月07日

    ここまで大変に高い評価が並んでおります。残念ながら、私は全然不同意であります。トータルタイムが短いのはご指摘の通りですが、全体が速いテンポで一定して進むのではなくて、むしろ妙にゆっくりめの部分もあって、そのギャップというかコントラストにむしろ驚きます。そして速いところの快速っぷりもなんだか落ち着かないし、テンポのギャップも落ち着かないし、私としてはさっぱり堪能できなかったなあ。プレートルさん、マーラーは大変立派な出来栄えで、この巨匠をまさしく刮目することとなりましたが、ブルックナーでは先の第8番といい今回の第7番といい、必ずしも成功していないように思いました。ライヴにおける曲者ぶりの発揮ということでは興味深いけれども、プレートルさんが到達した高い境地を示したものとは思われません。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ハルデン  |  東京都  |  不明  |  2011年09月04日

    プレートルはニューイヤーに出演するまではオペラ指揮者のイメージしかなく(カラスのカルメンなど)、コンサート指揮者としての広範な活動はあまり知らなかった。今回のブルックナーは颯爽とした演奏。その推進力は前レビュアーも言うようにシューリヒトを彷彿とさせる。聴き終わってもう一度最初から聴きたい、とブルックナーで思わせたのはこのディスクが初だった。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    アルマ  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月24日

    村上春樹さんのエッセイ「遠い太鼓」でイタリアの聖チャチーリアのオーケストラをプレートルの指揮で鑑賞した感想はとても面白いです。  私もこの他の指揮者と随分違ったアプローチは大好きです。べたべたしていなくて、さらりとしているが、心がこもっている演奏、他の指揮者にはなかなか真似ができません。  チェリヴァン信者はまゆをひそめるかもしれませんが、これはいい!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月04日

    プレートルは数年前までは知る人ぞ知る指揮者であったが、ニューイヤーコンサートへの初登場を契機として発売された、マーラーの第5や第6、そして、昨年発売されたブルックナーの第8やベートーヴェンの第9の超名演によって、現代における最高の巨匠の一人と目されるに至った指揮者である。フランス人でありながら、ウィンナワルツを含め、独墺系の音楽を巧みに、そして感動的に指揮できる手腕は実に優れたものがあると言えるだろう。このような中で発売された本盤のブルックナーの第7であるが、超個性的な名演ということができると思う。とにかく異常な快速のテンポである。全体を何と60分という凄まじいハイテンポで駆け抜けている。おそらくは史上最速の第7だろう。各楽章の第1主題と第2主題の間では、テンポの大幅な変化をつけている。このような個性的な解釈による演奏は、ブルックナーの交響曲としてはいささか禁じ手との言えるが、それでもこれだけの深い感動を与えてくれるというのは、プレートルが、ブルックナーの交響曲への深い愛着と理解があるからにほかならないだろう。演奏終了後の一瞬の間も、当日の聴衆の深い感動を表していると言える。ベルリン・ドイツ交響楽団も、こうした個性的かつ快速の演奏にしっかりとついていっており、見事な好演を示していることも特筆すべきだろう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    kadoshin  |  東京都  |  不明  |  2010年01月29日

    興味がなかったのだが、視聴してびっくり。かなりいい。早いテンポであっさり進んでいくが決して味が薄いわけではない。シューリヒトのようだと感じた。爆裂系の指揮者だとばかり思っていただけに、これはどうしたことだろう。オケは超一流ではないが、大きな不満はない。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ヤクルトファン  |  埼玉県  |  不明  |  2010年01月21日

    おもしろい!非常におもしろい!最速のテンポであるがブルックナーの美もしっかりある!ウィーン響との8番も輪郭のはっきりした力強い演奏だったが、この7番も速いテンポに乗って生き生きしたブルックナーを表現している。テンポには賛否両論あろうがこのライヴの聴衆は飽きるこてなくブルックナーの交響曲に集中しているのもよくわかる。ブルックナーは「長いっ!」と思わせたら終わりだ。この演奏にはそれがなくブルックナー嫌いにも十分通用する。ベルリン・ドイツ響も非常に状態がよい。オケの力を出し切らせるプレートルの手腕が光る!特に1楽章と終楽章の最後は史上最速だが着地も見事!全集といきましょうか!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:9件中1件から9件まで表示