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モーツァルト(1756-1791)

CD 『ドン・ジョヴァンニ』全曲(ドイツ語歌唱) ベーム&ウィーン国立歌劇場、G・ロンドン(1955 モノラル)(3CD)

『ドン・ジョヴァンニ』全曲(ドイツ語歌唱) ベーム&ウィーン国立歌劇場、G・ロンドン(1955 モノラル)(3CD)

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    千葉のアリアドネ  |  千葉県  |  不明  |  2010年02月07日

    ドイツ語だから「ぶってよマゼット」がbatti,battiではなくschmale, schmaleになったりする。この時代レチタティーヴォはピアノ。録音も聞きやすいとまでは言えないが、歌手陣の様式感ある名唱、白熱の指揮、歴史的価値から☆5つを進呈。55年11月6日、記念すべきフィデリオによるウィーン国立歌劇場再建公演の『翌日』、ベームは再びタクトをとった。当演奏である。ロンドン(36歳)はジョバンニ歌いとしてシェピと人気を二分していたというが勢いと色気のある歌唱が凄い。クンツ(46)の達者なレポレロ。デラ・カーザ(36)はエルヴィラ(フルトヴェングラーのDVD等)の方がより「向き」かなとも思うが立派。デルモータ(45)ゼーフリ-ト(36)若きベリー(26)大ヴェテランのウェーバー(56)それぞれ魅力一杯の歌唱で会場の大喝采もむべなるかな。ベームの指揮。この曲に必要な「若さのエネルギー」に溢れ、VPOも灼熱の輝き。基本線はブッファに置きつつ、地獄落ちではすさまじい響きを具現。ベームのジョバンニの真骨頂を示す(後年の正式盤が必ずしもベームの実力が示されていないため貴重)。思えばベームのジョバンニのライブCDは数種のメト盤等結構ある(日本と海外では評価が違うのではなかろうか)。是非録音の良い名演を発掘して欲しい。

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2009年12月23日

    ワルター/メトとともに、このオペラのベスト演奏といえるもの。まず、キャストが最強力。ロンドンはギャラントで悪の魅力たっぷり。虎の威を借り、いばっては小心者ぶりもさらけ出すクンツのレポレッロもはまり役。ドン・ジョパンニとレポレッロのひっくり返っている演奏もあるが(カラヤンなど)、この主役二人の配置は完璧。女声陣も最高。それぞれの魅力を言い出したらきりがないほど。変幻自在なワルターの指揮に比べ、ベームは実直、職人的だが、シリアスとブッファのコントロールが優れ、デモーニッシュな迫力も凄い。ドイツ語バージョンだが、演奏の優秀さに全く気にならないし、ベームの指揮には合っている。モーツァルト・オペラの最高峰の貴重な記録である。

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