ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、フランク:交響曲 トルトゥリエ、メンゲルベルク&パリ放送管(1944)(2CD)
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たまごかけご飯 | 東京都 | 不明 | 2009年11月14日
ケルビーニは他でも書かれているがサーフェスノイズが酷い部分があり、やや聞きづらい。メンゲルベルクのドヴォルザークはテレフンケンに録音した新世界があるが、これと同様、このチェロ協奏曲でも特に強烈な個性を打ち出すといった感じではなく、ソリストに寄り添う演奏の傾向が強い。ベートーヴェンと違って、ほぼ同時代を生きたメンゲルベルクにとって、十分な位置づけがしにくい作曲家だったのかも知れない。トルトゥリエのチェロは若々しく直截な響きで、オンマイク気味の録音のためもあり大変聴きやすい。全般にトレードマークとも言えるポルタメントの使用は抑え気味で、フランクなどCGO盤の濃厚な表情に慣れているとやや肩透かしを食う感じはあるが、力強い演奏は同じ水準を維持している。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2009年10月31日
この盤のライナーノートによると、メンゲルベルクのドヴォルザークのチェロ協奏曲といえば、過去に出ていたのはジャンドロンとの共演盤のはずだったのだが、それは実は正しくはトルトウリエだったそうだ。余計なノイズリダクションは最小限にしているためこれも音質は生々しいが、このシリーズのVOL2(コルトーとのショパンや悲愴)より録音盤の保存状態はやや落ちる。特にアナクレオン序曲は聴きとおすのが辛い音だが、幸い協奏曲とフランクの交響曲は傷が少なめであった。チェロの音色は比較的美しく録れており、若いトルトゥリエの気品あるソロに感銘を受けた。フランクもメンゲルベルクの手兵COAの艶やかさとは違う直截的な熱気が伝わってきてユニークだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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なかのも | 東京都 | 不明 | 2009年09月28日
解説、データ、写真とも充実。各曲とも戦時中にしては音をよく拾っています。迫力のある演奏です。メンゲルベルクのテンポの揺れについてゆければ購入の価値あります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡県 | 不明 | 2009年08月03日
これは貴重な歴史的録音です。もちろん音は良くありませんが、それでもライヴとしての生々しい雰囲気はあります。メンゲルベルクを知ることのできる内容。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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jin | 長野県 | 不明 | 2009年08月02日
悲愴と一緒に購入しました。盛大なノイズと平板な録音ですが、メンゲルベルクファンとしては驚きの内容でした。フランクも悲愴もすでに別盤がありますが、この録音では解釈の振幅の幅が大きくオケがついてこれないところがあります。これがコンセルトゲボウならと思わずにはいられません。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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