ヨーロッパ・コンサート2008(ベートーヴェン:交響曲第7番、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、他) ラトル&ベルリン・フィル、レーピン
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shinsaqu | 山口県 | 不明 | 2010年09月17日
ライヴ録音=演奏会の記録、としては素敵なDVDだと思います。協奏曲では独奏・棒・オケの三者が互いに探りあい・つつきあいながら楽しげに音楽を練り上げていくさまが見て取れて、とても楽しめます。 しかしながら協奏曲の伴奏にしても交響曲にしても、ベルリン・フィルがいささか不甲斐ない。縦のラインは結構乱れるし、心ここにあらずと言った流れに乗れていないフレージングを聴かせる奏者もいる。もちろん、ライヴのしかも映像つきの録音ならば、スタジオ録音のみとは違う聴き方・楽しみ方をするべきで、そういう観点からはアンサンブルの乱れをつつくべきではないのかもしれないが、その点こそがこのDVD、この演奏会に残念な傷をつけていることは間違いない。 もっとアンサンブル的にも引き締まったライヴDVDはいくらでもあるわけで、そうすると如何せん渋い評価にはなってしまう。 素晴らしい演奏会であっただろうことを、否定するつもりは全くありません。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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太陽神 | 東京都 | 不明 | 2009年10月19日
ラトルとBPO はブラームス全集が脚光をあびていますが、このDVDで見られるベートーヴェンの7番も、ブラームス全集と同じスタイルの演奏です。重厚な弦楽器、どっしりとした低音を聴かせながら、リズムはくっきりとシャープ。ベト7のフィナーレはカラヤン時代のBPOの豪快さにスマートさを加えたような見事な締めくくりです!すばらしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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