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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第6番 ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

交響曲第6番 ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年03月30日

     第3番の第1稿に感銘を受けた後の視聴です。やはり響きは素晴らしい…! ハイティンクの5番のライブの響きの素晴らしさ,そしてこのコンビの第3番の響きの素晴らしさに感動したばかりなのですが,この6番もそれらに負けず劣らずのもの。やはりブルックナーは美しく“響いて”いなければ…! その点から言えば,ほんと完璧といっていい演奏ではないでしょうか。  ただ…何と言えばいいのか…優し過ぎる…?大らか過ぎる…?幸せすぎる…?。私の6番のベストはヴァント&ミュンヘン・フィルなのですが,彼らの演奏は,優しく・大らかで・幸せな音の連続の中にも,フッと鬼気迫るものが顔を出す時がある。厳しい表情でいることの多いヴァントの表情が,その時,一段と厳しくなる…こんな風に想像してしまうような瞬間がある。遠目に見るとただただ美しい大自然も,少し目を凝らすと,肉食動物・草食動物の食うか食われるかの厳しい現実が現れる…そんなものもヴァントらの演奏は感じさせてくれる。  この演奏も★5つは付けなければなりません。★を4つにしなければならない理由など見当たらないような素晴らしい演奏。ただ,やはりヴァントらの方に惹かれてしまう…。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年09月17日

    黄金の響きである。SACDプレイヤアで聴くこと。「6番」は名盤が少なく悩んでいたが、やっとブロムシュテットがやってくれた。幻想的な世界はサヴァリッシュをもはるかに凌ぐ。チェリなどとは比較にならない。

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  • ★★★★★ 

    じっさん  |  大阪府  |  不明  |  2010年09月04日

    1楽章第1主題にスラーがついていたんだと確認させてくれる演奏。第2主題になるとテンポががくんと落ち、そのため演奏時間はかなり長いのだが、そうは感じさせないよい演奏と思います。また、GOLはこのコンビの勇退演奏の8番の時よりもより、さらにまろやかな音を出しているのに驚く。ブロムシュテット恐るべし。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年08月01日

    HMVレビューにありますようにブロムシュテットはこの第六交響曲を以前1990年にSSOと収録しており今回2008年LGOとのもの・・・ライブ・・・は二回目ということになります。ブロムシュテットは1980年代SKDと主なブルックナーの交響曲の録音を残しており以降2005年位からのLGOとのやはり主交響曲が聴くことが出来ます。さて、本盤ライブ故の難も気にならないくらいこの比較的地味な交響曲をこの曲の特徴である透明感を重厚さに塗してテンポ堂々と迫力のある音楽に仕上げて行きます。第1楽章は特にゆったりと時には縦の線も気にならないわけではありますが印象深く第2楽章は余り情緒的にならずしかし柔らかい展開を示しています。LGOは最近又元気になって行っているようで重畳! 話は飛びますが第4番「ロマンチック」をブロムシュテットで聴いて見たくなりました。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡県  |  不明  |  2009年07月14日

    ブロムシュテットは年齢を重ねるたびに若々しさを取り戻しているかのようだ。それはこの演奏を耳にしても明らかである。けして大げさな指揮こそしていないが、そこにあるのはブルックナーの美しい形である。このシリーズの今後が楽しみである。

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  • ★★★☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年07月12日

    ブルックナーの第6と言えば、私も、これまでは、ヴァント盤やヨッフム盤などの曲のスケールの小ささに応じ、あまり風呂敷を拡げ過ぎない演奏に親しんできた。しかし、このブロムシュテット盤は、これらの演奏とは一線を画し、風呂敷を拡げるだけ拡げ、第6を、後期の3大交響曲のようにスケールの大きい大作と捉えて演奏している。その意味では、朝比奈のアプローチに近い解釈であり、そのような解釈も評価をしたいところだが、金管の最強奏など、少し無機的に感じる箇所も散見されるなどいささかデリカシーに欠ける点があるのは残念。特に致命的なのは終楽章の終結部、第1楽章の主題が回帰するのだが、それがSACDマルチでさえも実に聴きづらい。これは、第6のクライマックスの箇所でもあるし、相当に致命的なダメージだと思う。

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  • ★★★★★ 

    遊悠音詩人  |  不明  |  2009年07月10日

    ゲヴァントハウスの懐深い響きに惚れ惚れ!シャイー時代になってから響きが華奢になったと評されることの多いLGOだが、やはり指揮者がブロムシュテットだと往年の響きが戻ってくるようだ。これは、アバド時代になって質が下がったBPOを、ヴァントが見事に復活させた例と似ている。ブルックナー演奏の決め手である、重厚さと透明感を両立させるという難しい課題を、これ以上ない程に具現している。リズムの刻みが全編を支配する作品であり、縦の線が揃っていないと話にならない曲だが、ブロムシュテットは実にキッチリとやってくれている。しかし、それでは杓子定規で堅苦しい演奏かというと決してそうではなく、メリハリやふとした柔らかさが至るところで効いている、人間味に溢れた演奏になっているのだ。ブロムシュテットらしさ、LGOらしさがよく示された一枚。早くも次回作が楽しみだ。

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  • ★★★☆☆ 

    kadoshin  |  東京都  |  不明  |  2009年07月10日

    ハイティンク、ドレスデンのブルックナーにもいえることだが、過去のスタジオ録音の完成度には及ばない。ブロムシュテットらしい誠実な表現で巨匠風な一面も垣間見えるが、オケのバランスがやや粗い場面が散見される。ドレスデンとの4番、7番で見られたような端正な印象が後退しているのが惜しい。とはいえ並みのブルックナー演奏を凌駕することは間違いないのだが…。

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