フーガの技法 アリス・アデール(ピアノ)(2CD)
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ばんどうくじら | 福岡県 | 不明 | 2020年05月27日
この曲のピアノ独奏の録音は、元祖ニコラーエア女史から最近のリフシッツに至るまでバラェティに富んでいます。 構造面を重視するタイプは、当然、男性奏者に多く、ソコロフがその代表で極北にはバタゴフなどがいます。高橋悠治もその一人と考えます。 土台と柱ではなく横の旋律面を重視するのは、勿論、女性奏者に多くヒューイットがその代表でしょう。 当盤のアデール女史はフランス音楽のエキスパートで優れたラヴェルの演奏で有名ですが、バッハとラヴェルはそう遠い関係ではありません。 彼女の演奏は縦とか横とかではなく、点と面の重視です。フランス音楽のベテラン演奏家らしい発想の、説得力のある刺激的な演奏と感じました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まさやん | 東京都 | 不明 | 2009年09月02日
アデールのバッハの音色は、チェンバロをイメージしてしまう。この音色は、硬い印象を受けるが、そうでは無い。嫌いな人は駄目だろうが、よく耳をすませば彼女らしい音色で好ましい。今の時代に、チェンバロの音色をずっと聴く忍耐は厳しいでしょう。さて、問題のバッハは、途中が少し集中力が鈍っているようだが、全体としては上出来と思われる。フーガの技法は、競合盤が数多くありますが、終着駅を見つけた方、いますか?これは密かに大切にしたい音源と思いますよ。私は、終着駅に彼女の演奏で解放されました。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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