弦楽四重奏曲第10番、第12番、第13番 ベルチャ四重奏団
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小鳥遊 司 | 東京都 | 不明 | 2008年02月29日
ベルチャ・カルテットは、僕が初めて実演に接する事が出来た弦楽四重奏団で、その時は未だメジャー・デビューしておらず、三重県でも更に田舎の町の少数の聴衆を相手に、若々しく素敵な音楽を聴かせてくれたのを、未だに思い出す事が出来る。だから、今日の活躍は実に嬉しい。けれども、このシューベルトは、余り楽しめなかった。丁寧にじっくり演奏するのはいいんだけど、ちょっと、考え過ぎと言うか作り過ぎと言うか…。煩わしくて瑞瑞しさも不足気味だなぁ。よく言えば意欲的、悪く言えば恣意的で、体や心で感じていんじゃなくて、頭で作ったと言う観が強い。ベルチャ・カルテットの魅力は、もっと他の所にあるんじゃないか知ら?1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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こげこげぱん | Tokyo | 不明 | 2003年12月01日
彼らに最初に出会ったのは、1999年の秋のロンドンでした。一度聞いただけで、その素晴らしさに心を打たれました。もちろんその時はまだまだ若く、カルテットとしての技術はまだまだだったのですが、Belcea(1st vn.)の音色の美しさとそれを引き立てようとする周囲のメンバーのチームワーク、音楽のセンスのようなものだけはずば抜けていることが感じられました。 これはすごいカルテットになるぞ、と思ったのを覚えています。 その後、ロンドン・ウィーンなどで何度も同じ曲(モーツアルトの21番)を聞きましたが、どんどん成長していく彼らに驚1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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