朱色の研究 角川文庫
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イック | 大阪府 | 不明 | 2021年04月09日
火村英生シリーズで、一番印象的な作品が朱色の研究と言えます。物語は大学の講師で臨床犯罪学者の火村英生が生徒から未解決事件の調査を依頼されるところから始まります。2年前の事件を解決するだけではなく、新たな殺人が起こり、推理作家の有栖川有栖と共に犯人を追い詰めていきます。シリーズ中で最も火村の内面が描かれている一冊なのが魅力ですし、奇抜なトリックと推理を楽しめます。本格ミステリというと小難しいと思う人は多いかもしれませんが、火村と有栖のテンポがいい掛け合いが面白く読みやすいシリーズです。物語の要所要所で、朱色が散りばめられていて鮮やかな情景が脳裏に浮かびます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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